スウェーデン政府が「ワルプルギスの夜」を阻止するため「におい」で対抗
北欧では4月30日から5月1日にかけて、「ワルプルギスの夜」と呼ばれる伝統的な春の祭典があります。
魔女たちが集会(サバト)を開いたという言い伝えによるもので、たき火をしたり魔女の仮装をしたりと例年盛り上がるイベントなのですが、今年は新型コロナ対策でスウェーデン政府が自粛を求めています。
さらに一部の市民が強行してしまわないように、「におい」によって阻止する方針を発表しました。
The university town of Lund in Sweden is to dump a tonne of chicken manure in its central park
その「におい」とはニワトリの堆肥。
要は、糞尿の悪臭によって飲み食いする気を失わせるというものだそうです。
スウェーデンは外出禁止などの厳しい措置をとらない独自の緩やかな新型コロナ対策を打ち出しているため、イベントを強制的に止めさせることができないとのことです。
なかなか面白いアイデアですね。