2020年05月24日 22:18

「弁護士に質問、そんな法律はないのに人々があると信じ込んでいるものはありますか?」回答いろいろ

 

勘違いしている法律
誰もが法律に明るいわけではないので「こんな法律があるとは知らなかった」となるのはよくある話。

それとは逆に「そんな法律はないのに、みんながあると信じ込んでいる」というケースもあります。

「弁護士さんに質問、現実にはないのに人々が存在すると信じている法律は何ですか?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。

Lawyers, What's a law that isn't real that normal people insist exists?

●遺言を扱う弁護士をしている。
いったいいつ「遺言の朗読」が行われるのかと、あまりに多くの人が尋ねてくる。毎回「それは映画の中だけ」と答えている。
そのうち金髪でヴェールをかぶったミステリアスな女性を雇って、部屋の隅に座らせてやってみようかなと思う。全員に彼女が遺産の全てを相続しますと言ってみたい。
もちろん証拠として誰も知らなかった故人の6歳のかわいいやんちゃな息子も用意したい。女性には呪われた家でひと晩を過ごさなければいけない条件を提示して選ばせようとも思う。

↑自分の遺書には、ミステリアスな女性の前で読まなければいけないと書いておくことにする。

●イギリスでは、店の商品は(間違って安い表示になっていたときに)その値段通りに売らなければ違法だと頻繁にクレームする人がいる。それは全く真実ではない。表示価格で売る必要はない。
ただし、店が好意的に間違った値段で売ってくれることはあるが、それは義務ではない。

↑むかし金魚を飼っていたとき、もっと大きな水槽が必要になりペットショップへ買いに行った。レジではなぜか0ポンドと表示され、レジの女性は驚き、いっしょに笑った。彼女はさらにシステムをいろいろ見ていたがそれでも0のままで、あわてて上司を呼んだ。数分待ち……さらに数分待ち……すると列が膨れ上がってきた。とうとう彼女は0のレシートを打ち出し、無料の水槽として進めてくれた。うちの金魚と自分にとって良い日だった。

●写真の商用利用とは、写真を売ることだと思われていること。
写真の商用利用には暗黙の了解がある。例えばエリック・クラプトンの写真を撮って、いくらで売っても構わないが、とあるギターの上にその写真を広告として利用すると訴えられる。

↑今それでYouTubeとビットコインで大きな問題になっているよ。

↑説明して。

↑ビットコインをサイトから購入するYouTube動画が作られた。
その中にビル・ゲイツが「ビットコインはすばらしい」と言う映像が挿入されている。ビル・ゲイツはそのサイトから購入することを承認したわけでも宣伝しているわけでもない。だが違法とならずに利用されているので、今大きな問題となっている。

●おとり捜査"Entrapment"の概念について大きく誤解されている。例えば犯罪率の高い地域におとりの警察の車が配置されることはおとりではない。
警察がアルコールを提供しすぎのバーを見張って、酒気帯び運転者が現れるかを確認するのもおとりではない。
おとり捜査"Entrapment"は本当なら犯罪を起こさなかったのに、政府のエージェントが犯罪を犯すように促すことを指す。

●警察が現場で逮捕状を読まなければ、逮捕が無効になるわけではない。
人は警官のテレビを見ることによっての間違った概念はたくさんある。

●弁護士の父が言うには、「警察は嘘をついてはいけない」これは間違いで彼らは嘘をつく。

●カリフォルニアでは自分の給与を同僚と話し合うことは違法ではない。上司が何と言おうとね。

●人は公共で動画を撮られることは違法だと思っていること。

●イギリスの元弁護士だが、ジェイウォーク(歩行者が信号無視して街路を横切ること)が犯罪だと思う人が多すぎる。高速道路か歩行者禁止と書かれているところ以外は、そんな法律はこの国にはない。

↑アメリカのメディアのせいだよ。アメリカでは犯罪だから、どこでも犯罪だと思い出す。

↑アメリカでも州によって変わる。そして州によっては市によって変わる。

●これは尋ねられていることとは違うと思うが、知っておくといいと思うのが、人が行方不明になったら24時間経たなくても通報できる。


法律は国や地域によって異なりますが、今の時代は他国の映画やテレビを見る機会も多いので、余計に勘違いされやすくなっていますね。

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