アメリカ人「今は卒業シーズンだけど、両親がこんな風にお祝いをしてくれた…」複雑な気持ちになる祝福
この時期の欧米は卒業シーズンですが、パンデミック中のため家庭で例年通りにお祝いをすることができません。
そのため家の前に「卒業おめでとう」という表示を掲げて、家族を祝福するのがトレンドになっているのですが……。
「うちの親はこんな文面を掲げた」と、ため息交じりに紹介している人がいました。
My parents took advantage of the graduation sign trend to shit on me for dropping out
他の家と同じように、大きく「おめでとう、オーウェン」と書かれています。
しかし文面を読み進めていくと、次のように書かれていました。
おめでとう オーウェン
……と、あなたがイェール大学を中退しなければ、言うはずでした。
私たちはあなたに全てを尽くしました。
ママ&パパより
ぐはあっ。
むしろ、おめでたくない……。
これは皮肉なのか、それともユーモア交じりなのか不明ですが……。
両親が卒業を期待していたのは伝わってきますね。救いは、親子の関係が壊れてはいないことでしょうか。
ちなみにイェール大学は、THE世界大学ランキング2019で8位にランキングしている世界有数の名門です。(※ハーバード大6位、東大42位)
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●あなたの両親がひどいのか、おもしろいのかわからない件。
↑(投稿者)……Yes?
↑両親が学費を出してくれていたのかい? もしそうなら面白いほどに軽く済んでいる。だが最低でもおもしろい。
●勘当にかなり近づいている。
●なんてこった、オーウェン! ご両親は全てを尽くしたんだぞ!
↑(投稿者)知ってる。
●イェール大学を中退したの?
↑なぜイェール大学を中退したんだい?
↑ステレオタイプなことは言いたくないが、なんてこった。
その学歴は人生の無料の乗り物みたいなものだろう。ちょっと頑張れば、あるいはちょっと専攻を変えれば楽な道が待っていたろう。そして未来の社長や議員やCEOへの道があったはず。
↑すでに自分より、かなり成し遂げている。
●オーウェンの肩の荷を下ろすために、オレの彼女が代わりに行ってあげると言っている。
●でもなぜ中退したの?
↑(投稿者)長いストーリー……。学費、家族の問題、別のチャンス。
●イェール大学を中退するなんて、これからオレがやるどんなことよりもすごいんだが。
●もうこれでお前はイェール大卒の鍛冶屋にはなれないんだ。
●ええと、ずっと学業成績が良かったのに大学を中退して、みんなから非難を受けてうつ病になり、自殺まで考えた自分からひとつ言わせてほしい。
別にいいんだよ。そんなことで人間の価値が下がったり、知能が少なくなるわけではない。単に新しい道を選んだんだ。精一杯やるといい。時間をかけるといい。うまくいくよ。
↑こういうコメントを見つけるのに、かなり下までスクロールしなくちゃいけなかった。
●両親はめちゃくちゃ最低なのか、あるいはとてもいい関係を築いているのか、どっちかわからない。
●イェール大学を中退だって? そこに入れるなら、私は左の卵巣をあげてもいい。
●イェール大学に入れるほど頭がいいのなら、そこが正しくない場所であると決断できるほど賢いのであろう。
●残念だよ。自分は成績は良く、すばらしい推薦状があったにもかかわらずそれでも落ちた。イェール大学に行けるなら、腎臓をあげてもいいくらいだ。
憧れる人が多い名門校だけに、「なぜ?」「もったない」といったコメントが圧倒的多数でした。
ビル・ゲイツ氏、スティーブ・ジョブズ氏、マーク・ザッカーバーグ氏など、大成功を収めた起業家には大学中退者が多いので、何が吉となるかは人生これからですね。