意外な国、納得の国…ヨーロッパ各国のネット速度がひと目でわかる地図
コロナ禍によって、社会のインターネット依存度はさらに高まりました。
さて、ひと口にヨーロッパと言っても速さや料金体系には格差があります。
国ごとの速度の違いがひと目でわかる、ヨーロッパ地図をご覧ください。
国ごとにばらつきがありますが、全体的にはイメージ通りと言ったところでしょうか。
ドイツ・フランス・スイスなどの先進国や、ITに強いと言われる北欧が速く、ギリシャやトルコなどは遅いようです。
ただし、いくつかイメージとは違う国があり……。
ルーマニアが最も速い国のひとつで、ハンガリーも次いで速いグループ。
あまりITに強い国というイメージがないだけに、意外ではありますね。
都市別にするとまた違った結果となるかもしれませんが、隣の国と比べて遅いとか速いなどの意見が盛り上がっていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ルーマニアはネットまわりは強い。1Gbpsで月額12ユーロ(約1500円)。
↑同じ1Gbpsでハンガリーは8ユーロ(約1000円)。その料金で2年くらい払っている。
↑いいね。ドイツは300Mbpsで月に47ユーロ(約6000円)だよ。周りは同じか、もっと遅いのを高く払っているかだ。
↑「Κλαίω」(ギリシャ語で泣いている)。
↑(ポルトガル)なんだってーーー。100Mbpsで月に40ユーロ(約5000円)払っている。ぼったくりにあっている気分。
●>スイスを見ながら
「ようやく同じレベルの敵を発見! この戦いは伝説となる!」
↑スイスに住んだルーマニア人として言うが、インターネット料金は恐ろしく高い。もちろんそのスピードが出ているが、値段は我々の20倍だよ。だから我々の勝利だ。
●(スコットランド)自分のは23.8Mbps……と出るんだけど。
↑(イギリス)そうだよ、ほとんどのエリアは最高でも64から74Mbpsだよ。(ベストエフォートなので)実際はそれより遅い。このデータはスピードテストサイトによるもので、想像するにスピードの速い人ばかりがテストしているんだろう。
↑(オランダ)イギリスは場所によって異常に差があるのでいらいらする。大学寮に住んでいるけど、大学の光回線網を使っていて1Gbps出るので快適。ところが通りを2つ向こうへ行く、範囲から外れて12Mbpsになる。
●(アイルランド)平均1.5Mbps以上だったことがない。ゲームをダウンロードするとき4Mbpsと表示されて気が狂いそうになったのを覚えている。
●(ルーマニア)やっほー。ヨーロッパの地図を誇りを持って見られるめったにない瞬間。
●(フィンランド)なんてひどいんだ。今は2020年だよ。爺さん、ゲームに参加しろ。
●(ギリシャ)ああ、そうだよ。ギリシャの回線まわりの企業はまたストライキしている。
↑(トルコ)驚くほどギリシャとトルコはいろんな面で似ている。ストライキなんてくそくらえだ。
●(トルコ)まだその画像のダウンロードが完了していない。誰か情報を教えてくれ。
●いつも東欧のインターネット速度は快適だと思っていたよ。だがルーマニアとハンガリーだけのようだね。ブルガリアやバルカン半島が遅いのは驚いた。
↑ブルガリアは携帯の速度を上げている。自分は今、ダウンロード:300Mbps アップロード:50Mbps 出てる。
↑(ボスニア・ヘルツェゴビナ)いったい誰が平均を下げているのかと思うよ、新しく契約をしない高齢者かと思う。ほとんどの人は80Mbps以上あるよ。
あくまでスピードテストのサイトによる集計結果なので、信頼できるデータかどうかは疑問があるとのこと。
ネット利用者の急増によって回線が混雑しているので、速度に敏感になっている人も多いのでしょうね。