2020年06月30日 12:46

「警官にお願いがあります、この車を止めて!」アメリカの現状が伝わる切実な貼り紙

 

車の後ろの貼り紙 警察へのお願いだった00
コロナ禍に加えて、警官による黒人死亡事件を発端としたデモ、暴動などで混乱が続くアメリカ。

警察もあまり機能していないので、さまざまなトラブルが起きています。

ある車の後ろの貼り紙が「切実さが伝わってくる」と人気を呼んでいました。

He did say please

車の後ろの貼り紙 警察へのお願いだった01
車の後ろの貼り紙には……。

「ひどい連中にナンバープレートを盗まれた。911(警察)に電話しても来てくれず、BMV(車両関連を扱う部局)に行ったら警察への届けが必要だと言う。
お願いだからこの車を止めてください」

届けが必要なのに来てくれないので、警察に捕まえてほしいと懇願する内容でした。

アメリカ全土でパンデミック、差別に対する抗議活動、果てはマスク論争まで大変なことになっているので、ちょっとした盗難くらいではなかなか来てくれないようです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●逆に警官を止めるんだ。

↑警察署まで運転していこう。

↑あるいはスピードを出したり違法駐車したりして警官の気をひこう。

●BMVは"Bureau of Motor Vehicles"(車両関連を扱う部局)のこと。

↑いったいBMVってなんだと思っていたよ。BMWとかDMVとか想像した。

↑州によっては呼び名が違うんだよ。DMVだったりBMVだったり。

●ちょっと面白いけど、理論的な次のステップは警察署に行くことだと思う。

●警察に止められない最高の戦術。
「おい、見ろよ、彼を止めるべきかい?」
「うーむ、いーや」

↑「絶対にあの車を止めるなよ。貼り紙を見たかい? あれは書類仕事だよ」

●興味深いことに自分も似たような状況になったことがある。ただし郵便物の盗難で。
市はうちの郵便物が盗まれていることを知っている。警察に届け、郵便配達のメジャーな運送会社にも届けた。自分で空の小包を送ってそれが盗まれるのも見た。警察はこの詐欺の配達について何もしてくれず、トラッキングチームも存在しないようだった。
たった1つの解決は自分で泥棒を捕まえるだった。それをするのに違法なことをしなければいけない。すると結局は自分がトラブルになる。本当に壊れたシステムだよ。

↑それは間違った人に伝えている。郵便の盗難は地域犯罪ではない。地元警察は管轄に入っていないんだ。それはUSPIS(米国の郵便を調査するサービス)に届け出ないといけない。

●アップデートが欲しい。次はどうなったんだ?
もう質問がいっぱいある。

↑きっと止められて6発撃たれたんだ。


笑えるけど笑えない……そんな状況のようです。

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