「アメリカ人だけが普通だと思っている、アメリカの奇妙な点は何?」回答いろいろ
かつては世界の中心であり、各方面でリードしていると言っても過言ではないアメリカ合衆国ですが、時代が変わったのか情報化が進んだのか、変わった国とみなされることも増えました。
「アメリカ人以外には奇妙だけど、アメリカ人だけが普通だと思っていることは何がある?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●処方箋の薬を医師に尋ねるべきだと宣伝されていること。
↑アメリカ人だけど、この3週間くらい女性の性欲増進を目的とした"Vyvanse"(ADHDに処方するアンフェタミン・覚醒剤)が、Facebooの広告に表示されている。テレビだけじゃなくて、Facebookにまで。個人的にそんなことが合法であってはいけないと思う。
●トイレの個室。人が覗けるだけのすき間だけでなく、大人が下から這って入れるほどのドアの下にすき間があること。
↑ドアの下の隙間はまだいい。ドアの閉じた部分に1cmほどの隙間がある。
(参照:「アメリカ人に言いたい、個室トイレはこうあるべきだ…」とあるヨーロッパの人の主張)
●食事の1人前の量が多い。
↑カナダ人だけど、マクドナルドを基準にしてアメリカもだいたい同じだと思っていた。カリフォルニアに行ってディナーでオムレツを頼んだ。そうしたら……なんてこった……。多分6個くらい卵が使われていて、12インチ(約30cm)のお皿にいっぱいだった。マッシュルームも頼んだら、そこには入らず、別のお皿に山のように載っていた。
さらに手の平サイズの丸いパンもついていた。1食で1日分のカロリーだった。
↑卵6個のオムレツは食堂では標準だよ。伝統的にはランチを抜かしていたころの名残。
●値札が最終的に支払う金額ではないこと。今でもそうかわからないけれど、数年前に行ったときはそうだった。
↑それは州ごと、あるいは市ごとに消費税が違うため。
↑最終価格を載せないことはオーストラリアでは違法。子供のときは州ごとに消費税も違ったが、ちゃんとそれも考慮されていたよ。
●パンのような食品にたくさんの砂糖が入っていること。
↑アメリカではコーンシロップ!
●飲酒できるのは21歳になってから。
↑馬鹿げているよ。カメラの前で性行為できたり、戦争で撃たれたりできるのに、美味しいビールを飲むのは3年も遅い。異常だよ。
●暴力的なエンタメは普通にOKなのに、誰かが胸を出したら、みんな狂ったようになること。
●産休が無給で6週間だけだった。予定日より遅れ、出産日まで働かなかったので、産休を短くされないように抗議しなければいけなかった。
↑アメリカの産休は冗談のよう。知人が出産日まで働いて、2週間後に復帰しなければならなかった。
●これはアメリカのポジティブなこと。学ぶこともあると思うから。
フレンドリーな文化なので、全く知らない赤の他人と人生について共有したりする。何人かのアメリカ人とそうしたので、きっと普通のことなんだろうと思う。
バス、電車、公園などでね。そして何もなかったように去っていく。デンマークではそんなことをしたら「おかしな人」だと思われる。
●救急車にお金がかかることは、他の国ではとても奇妙だと思われているよ。
●病院に行くだけで破産すること。
●政党がたった2つ。共和党と民主党。
↑これだよ。二大政党のシステムはめちゃくちゃだよ。アメリカ人が赤か青かをどちらかを選んで、お互いに攻撃的になっていることは理解が出来ない。
●飲める年齢より先に、選挙できる年齢に達すること。
●コーラやソフトドリンクのXLの、まるで底なしのカップ。そこで水浴びができそうなほど。
●アメリカの国旗だらけなこと。ヨーロッパとカリブ海を旅行したが、政府の建物くらいしか旗はない。アメリカにいくとレストランに旗があり、マグネットや教会、車、避妊具、各家の玄関、街灯にまである。
●学校のパトロールを警官がすること。
●アメリカ発音。
みんな自分のアクセント(話し方)がノーマルだと思っているが、自分の話し方が全てで、英語には他にアクセントがないと思っているアメリカ人に会ったことがある。
●大学の学費のために恐ろしい借金をすること。自分は大学が無料の国だが、そんな大きな一生を変えるような決断を、17歳でさせるのが普通と思っている。
●割礼と医療負債。
もちろんアメリカならではのいい部分もたくさんあるのですが、かつて憧れの国のイメージが強かったこともあってか、昨今はネガティブな部分が目立つようです。