トルコのゴミ収集作業員が捨てられた本を集めた結果…公共の図書館になる
Turkish garbage collectors open a library with all of the books citizens discard in their trash
トルコの清掃業者は、一般家庭で廃棄される本をリサイクルしたいと思い、収集を始めました。
数か月かけて集めた本は何千冊にも達し、小さなコミュニティ向けに貸し出していたものが評判を呼び、ついには公共の図書館が出来るほどに発展しました。
究極のリサイクル成功例と言えるでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●きっとこの作業員はすごい成人向けコレクションを持っているんだ。
↑なんだって?
●誰かが人のゴミを漁っていたということ?
↑そうだよ。特にゴミ処理場のリサイクルエリアなどはね。人によっては高価な物を捨てるので宝の山。
↑むしろ全てのゴミは、定期的に見返すべき。人々は信じられないほど捨てている。大学が終わるごとのゴミの内容を見てみるといいよ。
↑この話の背景:
2018年1月15日に首都アンカラでこの公共図書館がオープンされた。埋め立て処分場に行く運命にある本を、清掃業者が集めて作ったもの。
もとは従業員やその家族のみに貸し出すつもりだったが、コレクションが膨大になり、それが地元コミュニティの興味を引き、公共の図書館にまで成長した。
話題が広まると住人などが直接寄付することも増えた。現在はありとあらゆる本が6000冊ほど収納されている。
●認めるのも嫌なことだが、最近数百冊の本を捨てた。置いておくスペースがなくなったからだが、図書館では引き取ってくれなかった。本当に誰かに寄付できたらいいと思うよ。
↑同じく。自分もお金はいらないが、ゴミにするのがいやなだけなんだ。
↑誰も読まない本をたくさん持っている。寄付することも保存することも意味がない。
本はある時点で価値がなくなる。
●なんてすばらしいアイデアなんだ。
●まるで誰かが「華氏451度」の構想を逆にしたようだ。
●これはトルコだぞ。いったいその中のどれくらいがかわいい猫の写真なんだ。ムキムキのトルコ人たちの猫への愛情を過小評価してはいけない。それはリアルなんだ。
(※トルコは猫好きで知られている)
トルコは猫好きが多いことでも知られています。
(参照:「イスタンブールがどれだけ『猫に優しい街』なのか…これを見ればわかる」)