2020年07月09日 12:42

「南アフリカを上空から見ると…貧富の差に驚いた」海外の反応

 

南アフリカの空から見た貧富の差00
世界的に貧富の差が拡大していますが、その違いは住まい、食事、衣服など、いろいろなところに表れます。

格差が大きいと言われる南アフリカを、上空から撮影した写真が海外掲示板で話題になっていました。

Example of class disparity in South Africa

南アフリカの空から見た貧富の差01
貧富の違いがこんなにもくっきり。

家の大きさ、土地の広さ、密度や色合いが、道路一本を隔てただけで、こうまではっきりと分かれているとは。

格差はどこにでも常にありましたが、こんなにはっきりと近いところに分かれ目があることで、両側からどちらも見えているのはどうなのでしょうね。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●同じエリアの別の画像。
南アフリカの空から見た貧富の差02

●木々まで、緑色の彩度が違う。

↑それはすごいな。自然が裕福層を明るく青々しくしているのか、それとも貧困層の色を落とすと決めたのか?

↑きっと裕福層はHDRの木を買えるんだ。

↑右側はユーカリ、左側はガーデンツリー。自分の記憶が正しければこれはケーブタウンだよ。

●やっぱり隣の芝生は青かったんだ。

↑そして木もね。

●南アフリカに住んでいるが、これは一般的な光景だよ。教会の真横に何万人と暮らす巨大な町があり、その向かいには高級モールがある。そのモールの後ろにはまた別の町がある。いつもそれを目にしては奇妙だと思う。

↑残念ながらそれは世界中で一般的な光景だよ。
南アフリカの空から見た貧富の差03

↑南アの犯罪率が馬鹿げているほど高いって本当?
友人が住んでいるが、聞くところによると壁に電熱線を付ける必要があるらしい。やりすぎだと思ったが、そんなストレスをどうやって対処するんだい?

↑そのストレスが理由で自分は国を去った。そういう犯罪は「もし」ではなく、「いつ」、さらに「どれくらい傷つけられるか」である。
だが自分は幸運にも機会に恵まれて国外に脱出できた。南アフリカのパスポートは他国でなかなか受け入れてもらえず、大勢の人にとって出ることも困難。

●ビバリーヒルズを思い起こさせる。
大富豪の家の横に、浮浪者、ギャング、犯罪、ゴミ、通りを隔ててそこら中にある。

↑そうだよ。サンフランシスコ・バークリーのエリアも同じ。

●道路でさえ、道路っぽくない。

↑それは意味がわからないが、わかるよ。

●これはアーバン・エコロジーと呼ばれている。
社会学の科学分野のひとつだよ。
各産業都市で社会の階級別に社会経済的な分離がなされている。
通常は道路が視覚的な境界線。

●南アフリカは0.696という、最悪クラスのジニ係数(所得の不平等さを測る指標)を持つ。
0が完全に平等。1が完全なる不平等。(※ちなみに日本は0.339)
ジニ係数 - Wikipedia

●そんな劇的な違いが目に入るところに家を持つ気になれないな。毎日向こう側を見てひどい気持ちになる。

↑大丈夫、彼らには高い塀があるんだ。

●ロンドンで南アフリカ人と一緒に働いていたことがあるけど、とてもいい人だった。20代前半なのにATMから現金を出したあと、2回も撃たれた経験(別々の事件)をしていた。

●どっちのほうが人が多いと思う?


格差が大きく治安が悪いと言われる南アフリカですが、実際にその通りだとのことです。

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