カンタスのボーイング747がお別れのフライト…上空にカンガルーを描く
ジャンボジェットの愛称で親しまれた同社のボーイング747が、50年の運行を終えて引退を迎えました。
最後のフライトがカンガルーの航路を描き、航空ファンの感動を呼んでいます。
もともとは年末に引退する計画でしたが、コロナ禍の影響で半年前倒しとなりました。
最後のフライトを見送ろうと、シドニーを飛び立つ際に多くの航空ファンが集まり、機体にお別れの寄せ書きを記したそうです。
世界初のワイドボディ機であるボーイング747は、大量輸送によって1人当たりの運賃を大幅に引き下げ、それまで高嶺の花であった海外旅行の大衆化に大きく貢献しました。
特に他の大陸と遠く離れたオーストラリア人にとって、ボーイング747は愛された機体だとのことです。現在はボーイング787(ドリームライナー)やエアバスA350にその役目をバトンタッチしています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●1時間のフライトが3時間かかるとき。
↑1時間のフライトにボーイング747を使うとき。
↑ロサンゼルス行のフライトなので、もうちょっと長い。
↑管制塔「747便、何をしているのですか。3時間前には出発しているはずです」
747便「ちょっと待ってください、あと足を終わらせないといけないので」
管制塔:「えっ?」
●なぜカンタス航空は747をもう飛ばさないの?
↑従業員として言うと、私達に与えられた情報は787(ドリームライナー)に取って代わるからという理由。
↑747は年寄りなんだよ、だから引退したのさ。
↑(投稿者)記事には燃料効率の良い機体に代えられるからと言うことだった。787ドリームライナーやエアバスA350とかにね。
●その飛行機に乗ったら何時間も何時間も無駄になっている。
↑航空マニアとしてはそれを体験したい。
それからこのフライトは乗客を運ぶ目的ではなかったので、ロサンゼルスへ飛んでアリゾナの墓場へ行くだけだ。
●管制塔「クーパー、カンガルーを空に描けないんだ、それは不可能だ」
パイロット「いや、これは必要なんだ」(ドラマチックなテーマソングが鳴る)
●ちょっと笑えた。
●ジャンボルー。
●カンガルーには見えない。単に嵐を避けるための空路に見える。
ボーイング747が登場したのは1969年。アポロ11号の月面着陸や、伝説のウッドストックが開催された年。
むしろ今日まで現役だったことに驚きですね。おつかれさまでした。