「帰宅した小学生の子供が、交換した友達のマスクをしていた…」→学校閉鎖に
小さな子供たちに、コロナ禍におけるマスクの重要性や運用のしかたを理解してもらうのは容易なことではありません。
アメリカ・イリノイ州の小学生が、登校時とは違うマスクを付けて下校したことにより、学校閉鎖になってしまったそうです。
Trading masks at school, not a great idea
ツイートしたイリノイ州のお母さんによれば、
「パウ・パトロール」のキャラクターマスクを着けて学校に送りだしたはずの息子が、帰宅するとスパイダーマンマスクに替わっていたそうです。
彼に尋ねると「ランチに友達がしていたスパイダーマンマスクと交換した」との返事。これによって、翌日は学校閉鎖となったのだとか。
マスクの意味を小学生に理解してもらうのは難しく、とは言え、さすがにマスク交換は看過できないことだけに、学校閉鎖も致し方のないところです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●80年代後半〜90年代前半に小学生だった。
友人同士で安全ピンで刺し合って血をくっつけて、ブラッドブラザーズ(血がつながっているかのように忠誠を誓い合う関係)と言い合っていた。
その頃はすでにエイズが脅威で、子供たちはひとつも理解していなかった。友だち関係や仲間外れにならないことが生活の全てだった。
↑なんてこった。
↑92〜93年のときに小2だった。感染症について授業で学び、かなり強く「ブラッドブラザーズ」をしてはいけないと指導された。
●そうだよな。さらに(小学生にあとって)6フィート(180cm)は6インチ(15cm)みたいなもんだ。
(※アメリカの推奨ソーシャルディスタンスは6フィート以上)
↑(投稿者)もっと近いよ。彼らは同じクレヨンを食べたりしてる。
●きっと子供らは、休み時間に新型コロナ鬼ごっこをするだろうな。鬼がタッチする代わりに咳をするんだ。
↑もうすでにやってるよ。休校前だったけど。
●教師の友人が言っていたよ。閉鎖される前は、子供たちがコロナごっこをしていたとね。
●新型コロナ時代のマスクトレードは、ミルクキャップのトレードより数段楽しそう。
●「手であちこち触らないで!」「でもあたしたちともだーーーーちなんだもの!」
そして先生に近づく。
↑子供に触るなというのは基本的に不可能。思春期真っ盛りの10代に触るなも無理。
●学校から、新型コロナウイルスの感染者については連絡しないと伝えられた。
陽性患者が出ても閉鎖しないとも言われた。誰かが1週間欠席とかで想像しなくてはいけない。
↑いったいどうなってるの? それは合法?(自分はアメリカ人ではない)
●アメリカが3月に閉鎖していた意味は何なんだ。
●うちの子は幼稚園に行き始める。彼はパウ・パトロールのマスクを持っていて、彼のヒーローはスパイダーマンなので、このツイートはショックだよ。
●子供たちは、半分食べたものをトレードしたりするからね。
子供たちに、感染リスクを注意するのは絶望的だとの声が多く上がっていました。