「30年ぶりに兄弟でチェルノブイリを訪問したら…懐かしいものがそのまま残っていた」幼い頃との比較写真
ソ連のチェルノブイリ原子力発電所事故が起きてから30年余りが過ぎました。(1986年4月26日、現在のウクライナ)
周辺一帯が居住不可となり、約16万人が移住を余儀なくされました。
兄弟2人が30年ぶりに当地を訪れたところ、懐かしいものを目にしたそうです。
After 30 years, two brothers return to Chernobyl to find an old freind waiting for them.
なんと兄弟で幼少の頃に遊んでいた、おもちゃの自動車が今も残っていたのです。
経年劣化は激しいですが、風雨にさらされ続けながら今もそこにあったことに感激したそうです。
北半球全域に放射性物質が拡散し、その影響はいまだに計り知れないとされるチェルノブイリ原発事故。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●タイヤがなくなっている……チェルノブイリでは何も所有できないんだ。
↑そこへ森からセールスマンが現れ、「タイヤを3つ買うと5つ目は無料です」と言われるんだ。
↑そもそもタイヤは最初からあったのか?
●放射能は彼らの頭部を除いて全てを破壊してしまったんだ。(だって迷彩服は見えないとことになっているからね)
↑チェルノブイリを訪れたときの最優先ルール:いかなる建造物も植物も触ってはいけない。地面に座ってはいけない。カメラの三脚でさえ地面につけてはいけない。そのゾーンにあったものを持ち出してはいけない。屋外で食事をしてはいけない。
↑最優先なのにルールが4つもあるのか。
●自分がチェルノブイリを訪ねたときは、放射能測定器でチェックしたトレイルコースを通り、そこから外れないように気をつけた。
●どんでん返し:その2枚の写真は6か月しか離れていない。
(※ジョーク。6か月で急成長したペットの比較写真がよく紹介されているため)
本来ならおもちゃの車にも触れるべきではないのかもしれませんが、彼らにとっては大事な故郷の痕跡なのでしょうね。