2020年08月14日 00:17

新型コロナで売れ残ったビールを発電に活用…オーストラリアの下水処理場

 

新型コロナのため廃棄したビールで発電00
コロナ禍によって世界中のビール消費量は激減し、大量に廃棄されています。

南オーストラリア州の下水処理場は、売れ残ったビールをバイオガス発電に活用しているとのことです。

新型コロナのため廃棄したビールで発電01
廃棄されたビールを発電に活用しているのは、南オーストラリア州アデレード近郊にあるグレネルグ下水処理場。

当施設では、もともと下水処理で発生した汚泥を発酵させ、発生したバイオガスで発電しており、施設の電気使用量の8割をまかなっていたとのこと。

この春に、コロナ禍によって賞味期限の切れたビールを代わりに使用したところ、発電効率が大幅に増加しました。

使用した賞味期限切れのビールは週に約15万リットルで、1か月の発電量は600メガワット以上。

およそ1200世帯の電気をまかなえるとのことです。

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