コロナ禍によって世界中のビール消費量は激減し、大量に廃棄されています。
南オーストラリア州の下水処理場は、売れ残ったビールをバイオガス発電に活用しているとのことです。
廃棄されたビールを発電に活用しているのは、南オーストラリア州アデレード近郊にあるグレネルグ下水処理場。
当施設では、もともと下水処理で発生した汚泥を発酵させ、発生したバイオガスで発電しており、施設の電気使用量の8割をまかなっていたとのこと。
この春に、コロナ禍によって賞味期限の切れたビールを代わりに使用したところ、発電効率が大幅に増加しました。
使用した賞味期限切れのビールは週に約15万リットルで、1か月の発電量は600メガワット以上。
およそ1200世帯の電気をまかなえるとのことです。
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