
小さな孫娘がおじいちゃんのヒザの上に座り、寝る前にお話を読んでもらっていました。
彼女は本から目を離すと手を伸ばし、おじいちゃんの深くシワの刻まれたほっぺたを触り始めました。
Grandpa, Did God Make You?
女の子は自分のほっぺたもなで、それぞれのほっぺたを交互に触れ続けました。
やがて声を出して言いました。
「おじいちゃん、神様はおじいちゃんを創ったの?」
「そうじゃよ、神様がわしをずいぶん前にお創りになったのじゃ」
「おじいちゃん、神様は私のことも創ったの?」
「そうじゃよ、おまえのことも創った。神様はおまえを、つい最近になってから創ったのじゃ」
女の子はそれを聞くと、もう一度それぞれの顔を触り、じっくり考えてから言いました。
「神様はとても上手になったのね」
教訓:何事も回数を重ねるとうまくなるのは、人に限った話ではない。