「戦前と戦後で評価されるアートはこう変わった…」海外の反応
Appreciate or face the consequence
あくまで全体的な傾向ではあるものの、戦後にトレンドは大きく変わったのだとか。
ちなみにピカソは戦前から著名ですが、戦中〜戦後にさらなる名声を獲得しているとのことです。
たまたまなのか、戦争による変化なのかはわかりませんが、芸術面から見る戦前と戦後の時代変化という視点は興味深いものがありますね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●LSD(幻覚剤)のビフォー・アフター
↑違うよ、もう死体の顔を描きたくなかったんだと思うね。なので抽象が好まれたのだと思うね。
●きっとみんながうつ病になって、シュルレアリスム(超現実主義)が好まれたんだ。
●大戦前から幾何学的な形(キュビズム)は描かれていたよ。デ・ステイルというのを調べてみるといい。そしてコンテンポラリーアートをけなすのはやめよう。現実的なアートではないが、アートは自分を表現するもので、変わったものや「醜さ」も表現しなくてはいけない。
例えば古典的なギリシャやローマ時代の作品と、中世時代の作品を比較すると、古典的なほうがかなり現実的な美しさを描いているが、中世の作品が駄作というわけではない。
どちらも特徴があり評価されるべきである。どんなアートも優劣で語れない。
↑「醜さ」をアートから全て取り除くと限界を超えられない。だがそれは美しいアートを本質的に悪いと言っているわけではない。美しさを取り除いても限界を超えられなくなる。だがどのアートも時と場所がある。
●退廃芸術をけなす人を銃で撃ちたいほどだ。
写実的なアート作品が好きなら、そうしたアーティストはいくらでもいるので支援をすればいい。
だが抽象作品を作るアーティストはテクニックがないからではなく、興味のあるアートを追及しているからだ。
●戦争のトラウマが物事をどうとらえるか影響したんだ。
●作品の移り変わりは第二次世界大戦がきっかけではないよ。カメラが発明されたからだ。物や場所がどう見えたかを描く必要がなくなり、その代わりにどう思ったか、どう感じたかを描くようになったからである。少なくともそんな風に高校で教えられたけどね。
●次の戦争で、また元に戻るのでは?
↑やめてくれ。2020年にもう悪いジンクスをかけないでくれ。
写真の普及は、絵を描く意味に変化を与えたと言われています。
写真の加工やフィルターが当たり前になりましたが、アートの主流に変化を生まれるのでしょうか。