「飛行機で死者が出たときのこの発言は…冷酷だと思う?」意見が分れていたツイート
「昨日乗った飛行機で乗客の誰かが亡くなり、緊急着陸することになった。そのため全員が乗り継ぎのフライトに遅れた。
後ろにいた男がこんな文句を言っていた。
『もう死んでいるのに、それのどこが緊急なんだ』
お前は悪魔かと言いたい」
病人ではなく死者であるなら急ぐ必要があるのだろうかというボヤき。
倫理と合理性がぶつかるテーマではあります。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●いやいや、彼は核心をついているよ。
↑それは、少なくとも亡くなった人だってチケット代を払ったんだから、目的地まで連れていってあげるべきって意味だな。
●その男が指摘したことは、現実的な感覚ではある。
船では頻繁に人が亡くなるが、死体を霊安室に入れて旅を続けるよ。
ただし船には通常医者がいて、飛行機にいないことは理解している。
↑どこかで読んだけど、客室乗務員は、それがどんなに明らかでも人の死亡を宣告する権限がないからである。だから、資格ある医師が死を宣告するまでは、まだ生存しているものという推測のもとに決断しなければいけない。船では医師が宣告するので、クルーズを持続することが出来る。だが飛行機ではその宣告のためにいったん降ろして病院に運ばなければいけない。現実的ではないが、それは法的と職務の敬意である。
●正直に言うと同意してしまう。
●批評的な考え方は、悪魔の仕事と言われているからな。
●もし自分が死んだなら、エアロックから捨てて。
↑死んでなかったらどうするんだ?
●それがパイロットだったかもしれないだろう。
●緊急でなくても、彼は死んでるならのんびりしてたらいいだろう。
↑パイロットだけど、緊急の案件だよ。パイロットも乗務員も死亡宣告ができないからね。呼吸を全くしていなくても、医師が宣告するまでは救命に動かなくてはいけない。
●こういうジョークを見たことあるよ。これはジョークが盗まれたのか、似た事象だったのかわからないけど。
●その乗客は死体とずっと飛び続けたかったということか。
●死んだ人はかなり臭うと説明してあげよう。飛行機でひどいにおいの中閉じ込められていることを想像してみよう。
●彼は間違っちゃいないが、正しくもない。
倫理や宗教的な観点はともかくとして、専門医が死亡宣告していないのだから緊急というのは納得できる話ですね。