「質問、なぜヨーロッパには0ユーロ紙幣があるの? 何も買えないよね?」→その正体は…
通常流通しているユーロ紙幣は5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ、100ユーロ、200ユーロですが、それらとは別に0ユーロ紙幣があると言うのです。
「医者に診てもらうときに、これで払うためだよ」という返事。
海外のSNSでのやりとりですが、これは医療費が異常に高額なアメリカに対し、ヨーロッパは無料(の国もある)よ、という皮肉交じりのジョークが入っています。
ちなみに0ユーロ紙幣の本当の正体ですが、観光客向け。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●それって本当にあるの?
●ジョークだよね。
●そんなのがあるの?
↑観光客のためにね。
↑観光客向けに0ユーロ紙幣が10ユーロで売られている。
●実際に存在するよ。自分も数枚持っているけど使わない。ツアーの最後に観光客のおみやげ用として売られているんだ。
↑(投稿者)実際に見たことはなかったよ。
↑明確にしておくと、これは特定の場所で買えるお土産である。正式に紙幣として発行されたものではない。
ドイツのWikipediaだけど、翻訳して読むとわかる。
(0-Euro-Schein – Wikipedia)
●医療費が無料といっても、税金で支払っているけどね。私営病院は高額だけど、それでも(アメリカのように)救急車だけで何千ユーロ(何十万円)も請求されない。
残念ながらイタリアでは無料を選ぶと手術はかなり待たされる。数か月待ちとかザラにある。でも医療システムはどの方面から見てもいいよ。
●ヨーロッパは最高。
●アメリカでも1万ドル紙幣を印刷できるかな。そうすれば病院に行くことになっても費用が払える。
●みんながこれは本物の紙幣じゃないと言う。だが本物じゃなくて受け入れてもらえない紙幣と、受け入れてもらえるけど価値は0の違いは何だろう。
単に言い方の違いではないだろうか?
●カナダ人、ヨーロッパ人、オーストラリア人、ニュージーランド人:ヘルスケア
アメリカ:税金から自由にしてくれ
●お金がないという理由で、この21世紀に死んでゆくことを想像してみよう。アメリカはほんとひどい状態だよ。
その正体は、お土産用の0ユーロ紙幣でした。