「あなたの国を訪ねたら、どの食べ物を食べるべき?」母国の人がすすめる鉄板料理いろいろ
いつかは新型コロナウィルスも終息し、また自由に海外旅行を満喫できる日が来ることでしょう。
今のうちにじっくりと、訪れたい国がないか吟味しておくのもいいのではないでしょうか。
「あなたの国を訪ねたら、どの料理を試してみるべき?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
What food should someone try if they visit your country?
●ドイツに来たら、本物のパン屋から本物のパンを食べるといい。
↑ドイツ人にパンを差し出したら、「ノーサンキュー、自分で持ってきた」と言われたよ。
●ベトナム。(もちろん)フォー、バインミー。
でもハノイに来たらブンチャーを試してみて、必ず食べるべき。
(Bun cha - Wikipedia credit:Buinguyencuong)
●南アフリカのビルトング。
(Biltong - Wikipedia credit:Delia du Plessis)
●コロンビアのおすすめは、チョコレート・サンタフェレニョ(ココア)。
きっと「ココアの何が特別なの?」と考えていると思う。あるいはコロンビアの麻薬のジョークとかね。でも言わせて。
南米の高山の寒い朝で、一杯のココアほど精力や活力を与えてくれるものはない。それに我々のココアには他のココアにはない、3つの違いがある。
その1:濃厚なカカオをさらに濃縮している。他国のものは砂糖とココアパウダーを牛乳で混ぜたものがベースだけどコロンビアでは違う。チョコレートは純粋なカカオの塊で精製されていない。ほんの少しの黒糖とシナモンを加える。その結果、ひどく甘ったらしくない、濃厚で風味豊かで、甘みや香ばしくて深い香りが生まれる。
その2:作り方。これもコロンビアでは違う。チョコレートを細かくすり砕くのではなく、背の高い金属のティポットに似たダークゴールドのインゴットで、ミルク、クローブ、シナモンといっしょに熱を加える。チョコレートが柔らかくなったら木で叩くように泡立てる。すると軽い泡だった飲み物ができる。
その3:チーズ。そう。我々はチーズをそこに入れる。眉をひそめるかもしれないが、これは塩分のない柔らかいチーズ。ホットチョコレートの中に入れて柔らかくなったら出して食べる。
コロンビアには他にも料理はあるが、今は外国暮らしの自分としては、一番恋しいのはチョコレート・サンタフェレニョなんだ。
↑いったい何を売ろうとしているのか100%わからないが、それを100%買おうと思う。
●フィンランドにはプーロと呼ばれる朝食がある。コーヒーマグの底にコインを置いて、それが見えなくなるまで上からコーヒーを注ぐ。それから今度はコインが見えるようになるまでウォッカを注ぐ。タバコと一緒なら更に楽しめる。
↑タイにいたときに「フィランドの朝食」というメニューがあった。それはウォッカ、コーヒー、タバコ2本だったので、観光客用のジョークかと思っていた。
●ポーランドのおすすめ。
・ピエロギ。
サワークリーム、ベーコン、炒めたオニオンがトッピングされた揚げたチーズとポテトのピエロギを試してみて。あるいは甘いブルーベリー、ストロベリーなどのピエロギも試すといい。
(ピエロギ - Wikipedia credit:Stako)
●ベルギーのおすすめ。
フライドポテト、ベルギーワッフル、プラリーヌ(アーモンド・くるみなどを入れた砂糖菓子)、ビール……。
●2つだね。
1つはみんなが嫌うかもだが、とてもおいしい。シュールストレミング(世界一臭い食べ物)と白玉ねぎとピクルス。
(シュールストレミング - Wikipedia)
もう1つは、みんなも好きなやつ。ストロープワッフル(薄い円形ワッフル生地の間にシロップを挟んだもの)
(ストロープワッフル - Wikipedia)
●フランスのおすすめ。
タルト・フランベ(アルザス風ピザ)
(タルト・フランベ - Wikipedia)
パリ・ブレスト(リング型のシュー)
(パリ・ブレスト - Wikipedia)
クイニーアマン(バターたっぷりの焼き菓子)
(クイニーアマン - Wikipedia)
そしてもちろん本場のクロワッサン。
(クロワッサン - Wikipedia)
●アイスランド出身のおすすめ。
スキール"Skyr"(コテージチーズ/ヨーグルト)を試してみるといい。
●シリアのおすすめ。
シャワルマ。もしシリアに行ったら食べて。いろいろな場所で食べたけど、シリアのものが最高。ほとんどの人が食べる機会がないのが残念。
その他あまりに多すぎて紹介しきれないほどでした。いつか旅行が自由にできる日が来るまではおあずけですね。