「人類77億人を人口ごとに10等分したら…こんなマップになった」色分けされた世界地図
世界人口は2019年の段階で77億人ですが、地球全体にまんべんなく人が分布しているわけではありません。
地球の人口を10等分して縦(経度)と横(緯度)に割ると、どのようなことになるのでしょうか。
色分けされたわかりやすい人口分布マップをご覧ください。
10 bands of latitude and longitude with equal populations [OC] from r/dataisbeautiful
上が緯度で10等分したもの。(横割り)
下が経度で10等分したもの。(縦割り)
全10色で、1つの色につき7.7億人がその範囲で暮らしていることを意味しています。
横割りに関しては、南半球の人口密度が低いことが一目瞭然ですね。北極周辺も次に広い帯となっています。
赤い帯は細いので人口密度が高いことがわかります。中国やインドなどの人口密度の高いところを通るラインはやはり細くなっていますね。
両者を合わせたものはこちら。
海外掲示板のコメントをご紹介します。The world split into 100 boxes each containing 1% of the global population (about 75 million people in each box)#dataviz #population pic.twitter.com/nHFJjNbS3w
— Neil Kaye (@neilrkaye) August 20, 2019
●2つ目(縦割り)のインドを通る小さく細長い線(赤)と、アメリカを含めた西側全体(水色)を比べてみよう。それが同じ人口だなんて異常だよ。
↑自分は赤いところに住んでいる。真に驚きだよ。
↑インドを切っている6つの横割りの帯は興味深いよ。
●インド……基本的にインドなんだな。
↑そして中国。
↑バングラデシュを中心にパキスタンの西の国境までを半径として円を描くと、もう世界の人口の半分足らずくらいがそこに入る。
●(投稿者)これはビットマップとプログラミング言語Rのggploを利用して作られた。
●1つの帯に8億人?
↑(投稿者)だいたいそんな感じ。
↑縦の赤帯はすごい。ほぼ西半球全体よりインド西海岸のほうが大勢の人がいる。しかもその帯はムンバイを通ってない。
●南半球はチームとして頑張れてないな。世界の10分の1よりわずかに多いくらい。
↑スペースはいっぱいあるけどね。
↑人口だけじゃなく、陸地が少ないからだよ。水生生物の密度を帯にしたら完全に違うと思う。
●南フランスでも最も高い緯度の帯なんだね。
↑ヨーロッパがかなり北に位置していることを人々はあまり認識していない。マドリードはニューヨークと同じ緯度だよ。モロッコの北にあるカサブランカはアトランタ(ロサンゼルスも同じ緯度)と同じ緯度。
●東アフリカの帯に驚いている。もちろんインドはもっとすごいがそれは知っていた。
●自分はもっとも人口密度の高い帯の緯度に住んでいる。申し訳なく思うよ。
●そのセクシーな赤い細いケツのライン。それは我らインド人。
人口分布に偏りがあると頭では知っていても、こうして色分けされると新しい発見があるものですね。