「腐りかけた木製の電柱をコンクリート製に建て替えようとしたら、鳥の巣穴があった…」→見事なアイデアで鳥の巣を守る
ブラジルのサンタ・クルス・ド・スル市で、木製の電柱の老朽化が進んだことからコンクリート製に建て替えられることになりました。
ところが工事に着手する段階で、電柱にオオハシが巣穴を作り、ひな鳥を育てていることが判明したのです。
腐った電柱をそのままにするわけにもいかず、オオハシの巣も守りたい……その両方を解決する案が実行されました。
木の電柱とぽっかりと空いた巣穴、そしてオオハシの姿。
オオハシは中南米に生息する鳥で、この巣穴自体はキツツキが作ったものをオオハシが利用したとみられています。
ひな鳥を育てているこの巣穴を守りつつ、コンクリート製に建て替える案を実行した結果……。
こうなりました!
いつか木の部分は崩れ去ってしまうことでしょうが、ひな鳥が巣立ちする日までは維持できることでしょう。