ドイツの街に、ひとりで散歩をする馬がいる…人々が優しく見守る理由
A horse named Jenny walks the same route that she has walked every day for almost 14 years. She walks alone since her owner has gotten older and is unable to ride anymore. The locals know Jenny well and look after her, giving her treats, and making sure that she gets home safe. from r/interestingasfuck
馬の名前はジェニー。
かつては飼い主を乗せて毎日同じルートを14年間散歩し続けたのですが、飼い主が高齢になり乗馬ができなくなりました。
するとジェニーはひとりで散歩するようになったのですが、毎日のぶらぶら歩きが問題になったことはありません。
乗馬ができなくなった飼い主は、最初の1か月ほどは一緒に歩きましたが、ジェニーはひとりでも大丈夫と判断したそうです。
地元の人はみんなジェニーのことをよく知っており、気にかけてくれます。ごほうびを与え、安全に家に戻れるようにしてくれるとのことです。
特に今年は、新型コロナの影響で閑散とした街の雰囲気を明るくしてくれる存在で、ジェニーを見かけた人はあいさつをするのだとか。
2019年のドキュメンタリー
Beautiful Horse Is The Star of Her Tiny German Town - YouTube
2020年のドキュメンタリー
Jenny the horse roams free in Frankfurt, despite Covid-19 lockdown - YouTube
1日だいたい15〜20kmくらいを歩くそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●おじいちゃんは、馬にまだカートを引かせていた時代に牛乳配達をしていた。おじいちゃんはいつも自分より馬のほうがルートをわかっていると笑っていた。
だから馬が止まるまで待っていればいいだけで、止まるとおじいちゃんは降りてミルクを配達し、次の場所へ向かうと言っていた。
↑自動運転&エコ・フレンドリーな乗り物だ。
●「馬にごほうびをあげたり……」
※まさか3枚目は赤ちゃんを食べる写真……
↑そうだ、赤ちゃんはごほうびじゃないぞ。
↑犬たちは食べられちゃったってこと?
●こんなにリラックスしてフレンドリーな人々のいる不思議なランドはどこなんだ。
↑間違いなくそれはアメリカではない。
↑これはフランクフルトだよ。
●ジェニーから4通り向こうに住んでいるが、これは本当の話。
ジェニーのうちに行くことも可能だし、子供たちが小さなフェンス越しに見ることもできる。うちの子供たちもジェニーを見るとハローと楽しそうにあいさつするよ。
●自分より社交的な生活をしている馬がいるなんて……。
●近所に馬が欲しい。このへんではガチョウだけだ。彼らはサイテーだ。
馬も賢いですが、地域全体で世話をしているから成り立つのかもしれませんね。