「星空の見え方は、大都市と田舎ではこう変わるんだ…」9段階の比較
The concept of light pollution is crazy, image
左から、
・クラス9:都市部の空
・クラス7:都市部と郊外の境
・クラス5:郊外の空
・クラス3:田舎の空
・クラス1:優れた光害フリーの土地
都会と光害のない場所では、ここまで夜空が違うとは……。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これはボートル・スケールだね。
(ボートル・スケールは、ある地域の夜天光の明るさを測るための9段階の数値スケール:Wikipedia)
●自分はクラス4に住んでいるけど、弟はクラス1。もう壮大としか言いようがないよ。
↑毎年、妻のファミリーのいるアメリカ南部で集まっている。
道路から何マイルも離れた田舎で、みんなで星が見えるようにキャンプするんだ。天の川の縁を見ると心から陶酔するよ。
●オランダの空のことを忘れている。もう全てがオレンジ、どこもオレンジ。いつもオレンジ。たくさんのグリーンハウスがある。
●オランダの野菜や花をグリーンハウスで育てているところに住んでいる。光害がひどくて1つの星も見えない。
↑それは悲しい…でも見ることも可能だよ。いつかドレンテ州へ行ってみて。もう何が見えるかに驚くよ!
●満点の星空を見ると感激するよ。いかに銀河系がクレイジーか、文字通り覗き込んでいる気分。
↑その通り。昨夏にハネムーンでデスバレーを通ったときに体験した。
↑悲しいことに、かなり多くのものが人工衛星だけどね。多くの星の動きが宇宙のゴミであることも認識する。痛ましいことだよ。
●ニューヨーク在住だけど、郊外に出たときの夜空に感動する。立ち止まって見つめずにはいられない。普段は星が見えないので急に見えると魔法のように感じる。
●ロサンゼルスで何年か前に人工光を減らしたとき、人々がUFOを見たとパニックして緊急車両だらけになった。それは星だったんだ……。
大勢の市民があまりの公害や光害のせいで、大人になるまでちゃんと星空を見たことがなかったんだ。世界の小さな一角から一度も出たこともない人も多い。
↑それは悲しいな。
●自分が感動するのは、人工の光なしだと自然光をもっと得られること。都市部でスモッグもなく晴天でも星はゼロで、月も高層ビルで隠される。
でも田舎のビーチを歩いていると天の川が欠けた月の上に見えるんだ。200年くらい前は誰もが地球のどこからでも見ていたものが見える。毎晩見たいと思うよ。
都市部で暮らしていると、夜空の星に感動することを忘れてしまいがちですね。