2021年01月13日 21:02

「あなたが眠れないのは、昔の恥ずかしい思い出と関係している…」オランダ神経科学研究所

 

あなたの不眠症は『昔かいた恥と関係してるかもしれない』
睡眠は健康を保つのに欠かせない大事なものであり、不眠に悩む人も数多くいます。

過去の恥ずかしいミスは誰もが経験することですが、それを精神的に乗り越えていないことが不眠のきっかけになると、オランダ神経科学研究所が報告しています。

Insomniacs tend to have a hard time getting past embarrassing mistakes, even when the stressful event occurred decades ago.

参加者たちに、大昔に経験した最も恥ずかしいことやミスを思い出させる質問をしながら、脳のMRIスキャンを取得する実験を行いました。

すると睡眠の質が高い人は、そうした思い出が解決済みの体験となっているのに対し、不眠症の人は精神的な苦痛の緩和が出来ていない傾向があることがことがわかりました。

ミスは誰もが犯しますが、不眠症の人はそれを忘れられずにストレスとして根付いているというものです。

不眠症の原因は1つではありませんが、興味深い研究結果と言えるのではないでしょうか。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●オレもそうだと思ってたんだ!

↑きっとその意見が、また寝られなくなる恥ずかしいミスとなるんだ。

●これはまさに自分のことだ……ブルブル。

●つまり中2のときにした恥ずかしい経験がなければ、私はもっと有能な26歳になっていたってこと? よし、じゃあ今晩に……。

↑自分は51歳だけど26歳のときの恥ずかしい記憶がある。だからあなたもそれを楽しみにしてほしい。

●誰もが過去に恥ずかしい思い出があって、寝るときには悪い瞬間のスライドショーが浮かぶものだと思っていた。でもそれは全員じゃないと知った。
夫は恥ずかしい出来事があっても笑い飛ばし、ぐっすり寝ることに支障がないみたい。
私は恥ずかしい場面を見られた相手と話すことを想像するだけで耐えられない。みんなもそう考え続けているのかなと思う。

●この研究は驚きだ。なぜなら過去の恥ずかしさや恐れの気持ちは、誰もが持つ当たり前の話だと思ってたから。
みんなには何十年にも渡る恥ずかしい追体験のリストはないの?
それがないならうらやましいし、それが一般的だと知った。

●今日、精神的な苦悩は緩和できることを知った。

↑精神的な開放テクニックや思考療法などによって、過去の記憶の過覚醒を緩和することができる。

●この研究は以前は科学的に証明されていなかったけど、いまは明らかな一般常識になっている。

●睡眠不足そのものが、精神的苦悩の緩和を妨げてないかな?

●自分は病的なほど、恥ずかしい記憶を引きずるタイプ。
睡眠の研究で眠りにつく方法を学んだ。本来は不眠症のタイプだが今は問題ない。
以下の方法によって眠れるようになった。
完全に真っ暗な部屋で仰向けに寝て、出来るだけ長く目を開けたままにする。暗闇で見つめるコンテストみたいなことをする。(刺激がなければ)5〜10分以内に眠りに落ちる。昼寝や暗くない部屋の場合は、アイマスクやタオルで疑似的な暗闇を作る(目は開けて暗闇を見つめなくてはいけない)。
寒い研究所で頭に電極を付け、「ビー」とモニターの音がしてるところでも睡眠剤なしに寝られるとは思ってもみなかった。驚くことに効果はてきめんで、それ以来、脳内が後悔と恥だらけでも寝られるようになった。
それについて受けた説明は、目が暗闇だけを見るときは、脳が睡眠の滝つぼに落ちるらしい。

●知人のことを考えてみるんだ。その人が何か恥ずかしい記憶によって眠れないと想像してみよう。これが意外と難しい。人間は他人の恥ずかしいことなど考えることはないと気づける。


これだけで不眠症が治る保証はありませんが、過去の精神ダメージを解放することによって睡眠の質が上がる可能性は高いようです。

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見
 
コメント欄を表示する(1)
最新記事

スポンサードリンク
以前の記事


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースの話題をお届けするブログサイトです。