「イングランドよ、自分の芝生は自分で刈ってね…」スコットランドより
「イングランドよ、自分の芝生は自分で刈ってくれ」
看板には「スコットランドへようこそ」と書いてあるだけですが、下の芝生を見ると、スコットランド側だけがきれいに刈られています。
看板より手前はイングランド、向こうはスコットランドの境目。管轄が変われば仕事もきっちりそこまでと言うのが伝わってきます。
ちょっと考えすぎかもしれませんが、もしかしたら昨今のスコットランド独立運動なども、こういうところが注目されやすい一因かもしれませんね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●隣の家の芝生を刈るやつなんかいないだろ。
↑うちの父親はお隣が高齢なのでやってあげていた。
↑われわれスコットランド人は違う。
●カナダ人だが、近所同士で芝生を刈り合ったり、歩道の雪かきし合ったりなどは結構一般的。お互いに助け合うのに特別な理由もいらない。でもどうだろうな。他のカナダ全部もそうかは知らないが、うちの家族はご近所さんについてはラッキーである。
●ルイジアナ州とテキサス州の境に住んでいる。質のいい道路から、めちゃくちゃ質の悪い道路に変わる明瞭なラインがある。
↑どっちの州がいい道路なの?
↑テキサス州だよ。
●市と契約で修景/造園をしている者だが、そうだよ、われわれの仕事はそのラインのところまで支払われている。それより向こうはクソくらえだ。
↑気に入った。
●少なくとも標識の周りまでは刈ってあるしね。
↑まさに。それは良いお隣さんだ。
●毎年雪が降る度に、うちの郡と隣の郡をはっきりと隔てるラインができる。
片側は非常にすばらしくプロの雪かきで、乾いた澄んだストリート。
そしてもう片側は力の抜けた、もう半解けの雪をちょっと横に押しただけのストリート。
●造園屋としてはくっきりと優勢を表すラインが好き。とても満足。
●これを見とけ!
●もう自分はこれくらいの卑小なレベルを目指す。スコットランド人よ、よくやった。
●まてよ、ということは……スコットランドに運転していけるのか?
↑イングランドからはイエス。他のところからはノー。
決してここだけに限らないようで、世界各地の都市や地域で境目の線がくっきり出ているとの報告が上がっていました。