ニューヨークで「並び・行列代行業」を立ち上げた男性、気になる収入は…
Robert Samuel, a professional stander, earns up to $1000 a week by standing in line for people from r/interestingasfuck
依頼者の代わりに長い列に立つのは、ロバート・サミュエルさん。
「プロフェッショナル・ライン・シッター」として、ニューヨークを中心にチケットや商品購入の行列に並んで待つビジネスだそうです。
気になる料金ですが、最初の1時間が25ドル(約2650円)、その後30分ごとに10ドル(約1060円)加算されていくのだそうです。
週に最高1000ドル(約10万5000円)稼いでいるそうで、2年前から会社を立ち上げているのだとか。
時給2000円以上となると転売屋が依頼しても元は取りにくいと思われるので、ずっと並んで待っていたくない人が時間を買う感じなのかもしれませんね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●(投稿者)時々立って待ったり、座って待ったりしている。
↑時々横になるの?
↑(投稿者)いや、地面は汚いからね。
↑極端な悪天候のときは座っていてもリスクはある。2017年のインドで(ひと晩で政府がいくつかの紙幣を利用できなくしたので)ATMの列に並び、(熱中症で)亡くなったニュースがあった。
●これは稼ぐという意味では間違いなく型破りな方法だな。
↑その立って(または座って)いる間に、オンラインで翻訳や教えるなどの副業をしていることを想像してみよう。
●ロバートは賢いな。自分が出来るチャンスを見つけて活用している。
●この報酬は、他の人が自分もできると気づくと、供給過多になって報酬が減るリスクがあるね。ハーバード大学がこれの経営学修士を始め、他の大学も追随するであろう。
↑そうなると列に並ぶには資格試験に合格する必要が生まれるんだ。さらに毎年列に並ぶために資格の更新が必要になる。
↑短い待ち時間じゃないと思うね。想像するに彼は長時間待つのだと思う。72時間を13ドルちょっとで割ると、そんな良い給料ではないい。寒い日だろうと休憩もなく外で座ってなくてはいけない。
●光熱費さえ払えりゃいいよね? 何か得意(立つのでも座るのでも)なら、やるべきだ!
●給与の話で、最大いくらというのは信用してはいけない。
↑マルチ商法の話かな。
↑そうだよ。それは100%、一度だけiPhone6 plusを買おうとして誰かが1000ドルくれたみたいな話だ。
そしてこのビジネスはすでに廃れてしまったと思う。
誰も今は典型的なガジェットに並ぶことはない。決まった料金をもらって数日待つという人を知っているが、1000ドルにそんな価値はないよ。
●近代の問題に近代の解決法。
●金持ちが時間を買えるってのは……本当なんだな。
何でもビジネスになるという例ではありますが、この時期のニューヨークは天候が厳しいので楽して稼げるというわけではないようです。