90年代「ソーラーパワーの乾燥機を売ります」→「送られてきたのがこれ…」当時の詐欺商品
現在のネット通販はレビュー評価や口コミを確認できるので、フェイクや詐欺まがいの品は減りましたが、それがまかり通っていた時代もありました。
1990年頃に49.95ドル(当時のレートで7000円程度)で「ソーラーパワーの乾燥機を売ります」と雑誌に掲載された商品がありました。
Solar Powered Dryer from r/technicallythetruth
雑誌の読者は、電気代のかからないソーラーパワーの乾燥機が届くと期待したようですが、実際に送られてきたのは物干しのひも!
単なるひもに50ドルはひどい暴利です。
ソーラーパワーと聞けば太陽電池をイメージしますが、文字通りの意味は太陽の力、つまり日干し用でもウソはついていないと言い張ったのでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●この男は詐欺のキングとして知られている。
(Steve Comisar - Wikipedia)
●「1ドルを送ってください、ミリオネアになる方法を教えます」
↑そんなやつの言うことは聞いてはいけない。オレに100万ドルを送ってくれたらミリオネアになる方法を教える。
●1980年代の中頃に、兄(当時だいたい9歳か10歳)が「50マイルが見える保証付き」の双眼鏡を注文していた。
何週間も経ってから送られてきたものは、とても安っぽいおもちゃの双眼鏡で、レンズのところに「50マイル」と書いてあった。
↑80年代は本当にワイルドな時代だったよ。勝手気ままに子供を食い物にしても誰も気にしなかった。
↑うちの父親が、日曜大工で15ドルで作るホバークラフトを買ったけど飛ばなかった。……世の中には嘘つきがいる。ペテン、ごまかし、詐欺。
●いったい何個くらい売ったのだろう。
↑1つよりたくさんは売っている。
●嘘はついていないな。
↑絶対に嘘はつかない。だが真実を拡張した。
●衣類は風でも乾く。だから正しい名前は「再生可能なハイブリッドパワー乾燥機」にすべきだった。
そして「使い方は簡単、ほとんどメンテ要らず、完璧なバカをキャッチできる」と付け加えるんだ。
↑風のパワーも太陽のパワーからきてるからな。
●おばあちゃんが孫に、ずいぶん長いこと彼女がソーラーパワーの乾燥機を持っていると伝えていた。孫たちはおばあちゃんはすごく進んでいると感心していた!!
でもある日、それは庭の洗濯物干しひもだと見せたのだ。彼女は笑い転げた。孫たちはあきれて、でも彼女は笑っていた。
●友人は昔、雑誌に麻薬テストを100%パスすると保証するものを19.99ドルで売っていた。彼は「麻薬はするな」と書いた紙を送っていた。それで1万5000ドルくらい稼いでいたよ。
現在のように情報が共有されにくい時代は、この手の詐欺が横行していたようです。