2021年03月30日 12:48

90年代「ソーラーパワーの乾燥機を売ります」→「送られてきたのがこれ…」当時の詐欺商品

 

90年代「ソーラーパワーの乾燥機を売ります」
現在のネット通販はレビュー評価や口コミを確認できるので、フェイクや詐欺まがいの品は減りましたが、それがまかり通っていた時代もありました。

1990年頃に49.95ドル(当時のレートで7000円程度)で「ソーラーパワーの乾燥機を売ります」と雑誌に掲載された商品がありました。

Solar Powered Dryer from r/technicallythetruth

雑誌の読者は、電気代のかからないソーラーパワーの乾燥機が届くと期待したようですが、実際に送られてきたのは物干しのひも!

単なるひもに50ドルはひどい暴利です。

ソーラーパワーと聞けば太陽電池をイメージしますが、文字通りの意味は太陽の力、つまり日干し用でもウソはついていないと言い張ったのでしょう。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●この男は詐欺のキングとして知られている。
Steve Comisar - Wikipedia

●「1ドルを送ってください、ミリオネアになる方法を教えます」

↑そんなやつの言うことは聞いてはいけない。オレに100万ドルを送ってくれたらミリオネアになる方法を教える。

●1980年代の中頃に、兄(当時だいたい9歳か10歳)が「50マイルが見える保証付き」の双眼鏡を注文していた。
何週間も経ってから送られてきたものは、とても安っぽいおもちゃの双眼鏡で、レンズのところに「50マイル」と書いてあった。

↑80年代は本当にワイルドな時代だったよ。勝手気ままに子供を食い物にしても誰も気にしなかった。

↑うちの父親が、日曜大工で15ドルで作るホバークラフトを買ったけど飛ばなかった。……世の中には嘘つきがいる。ペテン、ごまかし、詐欺。

●いったい何個くらい売ったのだろう。

↑1つよりたくさんは売っている。

●嘘はついていないな。

↑絶対に嘘はつかない。だが真実を拡張した。

●衣類は風でも乾く。だから正しい名前は「再生可能なハイブリッドパワー乾燥機」にすべきだった。
そして「使い方は簡単、ほとんどメンテ要らず、完璧なバカをキャッチできる」と付け加えるんだ。

↑風のパワーも太陽のパワーからきてるからな。

●おばあちゃんが孫に、ずいぶん長いこと彼女がソーラーパワーの乾燥機を持っていると伝えていた。孫たちはおばあちゃんはすごく進んでいると感心していた!!
でもある日、それは庭の洗濯物干しひもだと見せたのだ。彼女は笑い転げた。孫たちはあきれて、でも彼女は笑っていた。

●友人は昔、雑誌に麻薬テストを100%パスすると保証するものを19.99ドルで売っていた。彼は「麻薬はするな」と書いた紙を送っていた。それで1万5000ドルくらい稼いでいたよ。


現在のように情報が共有されにくい時代は、この手の詐欺が横行していたようです。

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