「アメリカでは当たり前のことでも、イギリスでは通用しないことは何ですか?」回答いろいろ
日本では欧米をいっしょくたにしてしまうことも多いですが、同じ英語圏であっても「所変われば品変わる」が当てはまります。
「アメリカでは社会的に容認されていることで、イギリスでは恐ろしいと思われていることは何ですか?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
What is socially acceptable in the U.S. That would be horrifying in the U.K.? : Reddit
●(アメリカの)店舗で税抜き価格が表示されていること。ここイギリスでは全て税込価格しか認められていない。
↑算数が苦手な自分はアメリカで買い物するのはストレスだった。
●アメリカではスーパーマーケットで気安くあいさつしてくる。ひどく嘘っぽく感じる。
↑フレンドリーに接しているが、彼らの仕事は誰かが見ているから万引するなよ、という意味。
●今、イギリスから友人が訪ねてきているが、支払いのときにウェイターがクレジットカードを通すために持って行ったことに恐怖に感じていたよ。とても落ち着かない感じだった。
↑そうだよ、しかもレシートを持ってきてサインをするように言われる。
自分はヨーロッパにいるが、もう10年以上レシートにサインなんかしたことはない。近所の農作物を配達する農家でさえ携帯カードリーダーを持っている。
●いつも広告にぞっとしているよ。内容とその繰り返しの多さに。もうアメリカの全てのテレビ番組には1分に1回の広告がある。
↑イギリス人の彼氏にアメフトの試合を見せたら、あまりの中断の多さに混乱していたので、CMを見ている人のために待たないといけないと説明した。
彼氏にイギリスの番組はアメリカの番組より対話が少ないと話したら、彼はアメリカの番組は毎7分ごとに頭痛薬や自動車保険の広告を聞くことになり、それがなければ、もっとニュアンスを考えるための時間があるだろうと言っていた。
↑え、ライブの試合で一旦停止するの? CMが見られるように? どんだけナンセンスなんだよ。
●アメリカの公衆トイレはドアに隙間がある。
●大学寮でシェアルーム。イギリスで聞いたことはない。
自分はイギリス人で両方の国の大学に通った。この話をアメリカ人とすると彼らはすぐに僕たちが潔癖でお堅い(人前で着替えるのがいやだという推測)からだと思われているのだが、実際は逆なのがおもしろい。
部屋を共有しない最大の理由は、夜遊びしたときにワンナイトラブをしたいため。もちろんアメリカ人もしたいだろうが、シェアルームでプライバシーを確保するのは難しい。
●米語ではハーブ"Herb"のHを発音しないこと。
●到着に1時間以上かかっても「短時間で行ける」と言う文化。
●「ウォーリーを探せ」ではなく「ウォルドーを探せ」になっていること。
↑オレの人生はウソだったんだ。フランスではチャーリー。
●新しく引っ越してきた近所の人に「教会は見つけた?」と聞いてくること。
●子供にランディと名付けること。
↑自分はアイルランド人で、父親はアメリカの会社勤務で、そこのCEOがランディなので笑い転げたよ。
↑アメリカに「ランディ・クイーン」という漫画家がいて、彼が初めてロンドンのコミコンに来た時、すべてのホテルの予約が取り消されていたらしい。なぜならみんないたずらだと思ったから。
ついでにスコットランド人のコミック作家「グラント・モリソン」は紹介されたときドリンクを吹いたらしい。
↑なぜ変なの? 自分はアメリカ人だからわからない。
↑イギリスでランディは「性的に興奮している」という意味だよ。
↑インドでもそう。たくさんの言語でランディには売春婦の意味がある。
●エレベーターで(知らない人同士で)カジュアルに雑談すること。
↑リフトをエレベーターと呼ぶこと。
●処方箋の薬がCMに出てくること。「お医者さんにOxycontinがぴったりだとお願いしてください」
●知らない人に「Sir」をつけること。
↑イギリスじゃ先生にだけだよ。
●アイスティの存在。
↑また別の戦争を始める気なのか。
●政治家がキャンペーン中に宗教を言い始めること。
●巨大な食事の量。アメリカの子供の一食はイギリスの大人の量。
●彼女がサプライズで小さなクリスマスツリーをキャンディで飾ってプレゼントしてくれた。それを見てディンキー"dinky"なクリスマスツリーだねと言った。ディンキーはイギリスでは小さくてかわいいという意味だけど、アメリカでは価値のないものという意味だった。彼女が泣いたので、その誤解を解くために母親に電話して援護してもらわなくてはならなかった。
●サンドイッチのパンにバターをつけていないこと。これはイギリス人には恐ろしい。
●チップがいくらになるかを伝えてくること。
●カナダ人だけど、いとこ2人がアメリカとイギリスから来ているので両方をよく理解できる。
外国人から学んだ常識が別の国ではまったく通用しないことがあるので、注意が必要ですね。