等身大の「ダビデ像」が3Dプリンターで複製される…重さはたった10分の1
最も知名度の高い彫刻の1つである、ミケランジェロの「ダビデ像」。
オリジナルはフィレンツェのアカデミア美術館に収蔵されていますが、3Dプリンターを使用した等身大サイズ(高さ5.2m)のレプリカが製作されました。
Firenze, il David di Michelangelo riprodotto e stampato in 3D per l'Expo di Dubai - YouTube
オリジナルとの最大の違いは重さ。
オリジナルは大理石製ですがレプリカの素材はアクリル樹脂。ただし外観の仕上げには大理石パウダーを使われています。
とはいえ、それでも重量は550k。(オリジナルは5.66トン)
このレプリカ像は10月開催のドバイ国際博覧会"Expo 2020 Dubai"で展示される予定。
3Dプリンターを使用するメリットはコスト面や精度などがありますが、最大のメリットは型を取る必要がないため、オリジナル作品を傷つけるリスクがほとんどなくなるとのことです。