「フィッシュアンドチップスよりカレーのほうがイギリス料理として古かったなんて…」海外の反応
curry has a longer history of being served in Britain than fish and chips, art111111111 - Pixabay
意外も意外。なんとカレーのほうがイギリスにおける歴史が古いのです。
初めてイギリスにインド料理のレストランができたのが1809年で、フィッシュアンドチップスは最も早い記録が1858年。
日本で親しまれているカレーライスは、独自進化を遂げたルーから作るイギリス式ですが、イギリス人にとっても馴染みの食事ということになります。
イギリスではチップスにカレーをつけて食べる人も多く、イギリス人がそれほどカレーを食べていることは、世界的にはあまり知られていないようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●日本のカレーは実際はイギリス料理がベースと聞いたことがある。最初にイギリス人が紹介したかららしいが。それが本当かどうか知らないけどね。
↑そうだよ。日本はイギリス海軍からカレーをイギリス軍人の船内食として紹介された。日本海軍はこれを防寒対策の一環で(ニンジンやジャガイモを入れて)真似た。その軍のサービスが一般人の生活にも入り込んでいった。
↑平均的なフィッシュアンドチップスの店ではグレイビーかカレーソースも買えるよ。
↑日本のカレーはイギリスのカレーから進化し、イギリスのカレーはインドのカレーから進化した。チキンカツカレーは自分の世界で最も大好物の1つ。
↑イギリス人はどこへ行ってもカレーを紹介していたぞ。
↑日本がイギリスにカレーを紹介されたのは間違いじゃないが、日本人でそれがイギリス料理だと知っている人は少ない。
↑彼らは日本の料理だと思っているよ。大勢の日本人がその歴史を知らないと思うよ。カレーはどこからと聞くとトップ3の回答はインド、日本、アメリカのはず。
ソース:日本に6年住んでカレーをたくさん食べた。
●一度レスターに出張に来たインド人に会った。彼は郷土料理を食べたいとリクエストしたところカレーハウスを紹介され混乱したそうだ。
郷土料理と言ってインド人をカレー屋に連れて行くほどカレーはイギリスに深く根付いているんだ。
↑バカなオレも気づきもしないで、同じことをすると思う。
●ロンドンに行くことがあったら、ストランドからちょっと外れたところに「インディア・クラブ」と呼ばれる場所に行くといいよ。
古い植民地スタイルの店舗で50年以上続いている。隠された逸品だよ。
●フィッシュアンドチップスは昔は労働者の食事で、チップスと同じくらい安いのが売りだった。だが最近はフィッシュは5〜6ポンド(約800〜900円)、チップスは1ポンド(約150円)くらいする。
↑この辺だと9ポンド(約1400円)はするよ。
●カナダに住んでいるイギリス人として、本物のイギリスのパブかどうかはカレーを出しているかでわかる。驚きだろ。カレーを出さないでヨークシャープディングにマック&チーズを提供しているのは、実際はカナダ人なんだ。
●自分はインド系アメリカ人。
みんながインド料理が好きだとコメントしてるのを見てうれしいよ。子供の頃はそのカレーやスパイスや玉ねぎのにおいを嫌がられ、唯一トルコ人の子供が来たときだけ「なんてすばらしいにおい」と言ったので、彼だけが夕食を食べて帰った。それが理由で仲良くなったよ。
↑インド料理はすごいよ。嫌う人の言うことを聞いてはいけない。
●「カレー……のようにイギリス?」
↑そうだよ。「チキンティッカマサラ」と言えば、ほぼ国民食だよ。でも本場のインドやパキスタン人からすると、見る影もない。
●本当の秘密は、フィッシュアンドチップスをカレーと合わせることだよ。
日本でも国民食と言って過言ではないカレーですが、イギリスでも人気のようです。