「このシロップ漬けがどこで作られたのか知ってたまげた…」驚きの移動距離
Consumerism summarized : Reddit, Eelffica - Pixabay
Cuando un producto ha viajado por el 🌍 mas que tu, es evidente que hay un problema:
— Entre pinos y sembrados (@pinosysembrados) April 29, 2021
Se deben haber gastado cantidades groseras de combustible para llevar esas peras de Argentina a Tailandia y de Tailandia a tu tienda ¿Dos viajes alrededor del mundo para comer una pera? (sigue) pic.twitter.com/TfSUlgkDKf
「ナシはアルゼンチンで育てられ、タイでパッキングされています」
世界地図でみると、とてつもない距離を旅しています。ブラジルが日本の裏側と言われるので、だいたい地球1周分でしょうか。
梨のシロップひとつにこれだけのエネルギーが使われているとは、大消費時代を象徴しているのかもしれません。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●一番ひどいのはアメリカとタイの両国でもナシを育てていること。
●うちのハイスクールの経済の先生は、
「ニワトリをアメリカで育て、中国に送って解体し、アメリカに送り返して食事にして売るのが最も経済的に存続可能な方法」だと言っていた。
↑もっとシンプルなバージョン:スーパーの食品で最も移動にコストがかかっているところは、スーパーから家(徒歩でない限り)である。
●メキシコ在住。
家の改装をするときにアメリカで使っていたのと同じ黒い花こう岩のシンクが欲しかった。グアダラハラの近所とオンラインを探した。アメリカのAmazonでようやく見つけたので注文した。輸送はそのシンクの値段と同じくらいかかった。
荷物が届いたとき「メイド・イン・メキシコ」と書いてあるのを見たときには爆発しそうだった。
↑多くの中国人観光客がアメリカに来る(パンデミック前)。アウトレットに行き、たくさんの衣類、バッグ、おもちゃなど、ほとんど中国製のものを買う。
●このマップでは、ナシだけがアルゼンチンを出てタイに行っていると推測される。グローバルな貿易ルートにはそれなりの合理性があり、タイに船が戻るときについでにナシを載せるスペースがあったのだと思う。
あるいはタイはたくさんのナシを輸入していて超過分をアメリカに輸出しているのかも。同じ理由で、なぜアイスランドがアイスを輸入しているかの面白い動画があった。
●11月にフレッシュなイチゴが食べられる。なぜだと思ったことはある?
●これは役立たないマップだ。グローバル貿易において1つの製品と3つの国だけでは語れない。アルゼンチンを出てタイに向かう船はナシだけ載せているわけではない。タイに向かったナシは多くの他の国にも行く。アメリカだけではない。
●医療用の設備で満載の中国船がチリの病院に届ける。チリで荷をおろすと次は中国へ空っぽで帰るか、タイへ梨を積んで帰るかってこと。
物流的には複雑で合理的な理由があるのでしょうが、単品で見ると驚きの移動距離ですね。