2021年07月02日 22:29

「詐欺ではないほうのナイジェリアの王子が最初のデートでしたこと」スケールの大きなエピソード

 

詐欺ではないほうのナイジェリアの王子
1990年代〜2000年代を中心に「ナイジェリアの王子」を騙る国際詐欺メールが流行しました。
ナイジェリアの手紙 - Wikipedia

悪名高くなってしまったナイジェリアの王子ですが、もちろん本当の王子も存在します。

初めてのデートでニューヨークのレストランを借り切ったというエピソードが話題を集めていました。

A Nigerian prince rented out an entire NYC restaurant for his first date, 7089643 - Pixabay

本物のナイジェリアの王子であるKunle氏は、16年前に仕事でニューヨークを訪れました。

そこでたまたまホテルの外にいた未来の花嫁に出会い、一目ぼれした彼は電話番号を尋ねます。

初めてのデートはお気に入りのブラジル料理のレストランを貸し切り、バラの花びらで床をいっぱいにするように依頼しました。

王子は身分を明かさなかったため、彼女は2年間も知らなかったのだとか。

結婚することになり、彼の母親に会ったときに初めて王子であると告げられたそうです。

詐欺ばかりが広まってしまったナイジェリアの王子ですが、こうしたストーリもあるのですね。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●店ごと貸し切ってバラの花びら……それなのに彼女は2年も王子だと知らなかった?
「相手を探す独身の男は何も質問をせず」

↑彼女は知ってたよ。詳しくはわかってなかったかもだが、少なくとも彼がお金をたくさん持っていたことは知っていた。

●誰がその花びらを掃除するんだよ。

●ナイジェリアの同僚と話していたのだが、面白いことにナイジェリアは王子だらけなのだそうだ。理由は各部族が小さな王国みたいなもので、部族の数が多いから。
だからナイジェリアの王子から連絡してくる確率は、例えばプリンス・オブ・ウェールズと比べたら天文学的に高い。

↑これは真実。王子だからといってそこまで裕福とは限らない。

↑部族ではなく民族グループだよ。数万人規模の民族グループがたくさんある。

●本物のナイジェリアの王子なの?

↑もし自分が本物のナイジェリアの王子なら、身分を明かさないね。(詐欺メールのせいで)十中八九は怪しまれるだろうから。

↑記憶が正しければナイジェリアの王子はたくさんいる。詐欺に使われるのもそれが理由。

●1990〜2000年代に、よく彼からメールが届いたよ。

●彼の両親は飛行機事故で亡くなって、彼に莫大なお金を残したの?

●自分はその男に銀行口座を伝えたが、未だにオレの百万ドルを待っている。

●アキーム・ジョファー・ザムンダ王子

●このストーリーが「星の王子ニューヨークへ行く」と呼ばれていた32年前の頃が好きだ。

●メールの詐欺ジョークを言うべきか、エディ・マーフィの映画ジョークを言うべきかがわからない。


さすが本物はプリンスらしいエピソードですね。振り込んでくれるプリンスには注意しましょう。

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