「詐欺ではないほうのナイジェリアの王子が最初のデートでしたこと」スケールの大きなエピソード
1990年代〜2000年代を中心に「ナイジェリアの王子」を騙る国際詐欺メールが流行しました。
(ナイジェリアの手紙 - Wikipedia)
悪名高くなってしまったナイジェリアの王子ですが、もちろん本当の王子も存在します。
初めてのデートでニューヨークのレストランを借り切ったというエピソードが話題を集めていました。
A Nigerian prince rented out an entire NYC restaurant for his first date, 7089643 - Pixabay
Nigeria's Prince Kunle Rented Out NYC Restaurant for First Date https://t.co/BMLdZidhQ3
— Tina Dro (@elaxation) July 1, 2021
本物のナイジェリアの王子であるKunle氏は、16年前に仕事でニューヨークを訪れました。
そこでたまたまホテルの外にいた未来の花嫁に出会い、一目ぼれした彼は電話番号を尋ねます。
初めてのデートはお気に入りのブラジル料理のレストランを貸し切り、バラの花びらで床をいっぱいにするように依頼しました。
王子は身分を明かさなかったため、彼女は2年間も知らなかったのだとか。
結婚することになり、彼の母親に会ったときに初めて王子であると告げられたそうです。
詐欺ばかりが広まってしまったナイジェリアの王子ですが、こうしたストーリもあるのですね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●店ごと貸し切ってバラの花びら……それなのに彼女は2年も王子だと知らなかった?
「相手を探す独身の男は何も質問をせず」
↑彼女は知ってたよ。詳しくはわかってなかったかもだが、少なくとも彼がお金をたくさん持っていたことは知っていた。
●誰がその花びらを掃除するんだよ。
●ナイジェリアの同僚と話していたのだが、面白いことにナイジェリアは王子だらけなのだそうだ。理由は各部族が小さな王国みたいなもので、部族の数が多いから。
だからナイジェリアの王子から連絡してくる確率は、例えばプリンス・オブ・ウェールズと比べたら天文学的に高い。
↑これは真実。王子だからといってそこまで裕福とは限らない。
↑部族ではなく民族グループだよ。数万人規模の民族グループがたくさんある。
●本物のナイジェリアの王子なの?
↑もし自分が本物のナイジェリアの王子なら、身分を明かさないね。(詐欺メールのせいで)十中八九は怪しまれるだろうから。
↑記憶が正しければナイジェリアの王子はたくさんいる。詐欺に使われるのもそれが理由。
●1990〜2000年代に、よく彼からメールが届いたよ。
●彼の両親は飛行機事故で亡くなって、彼に莫大なお金を残したの?
●自分はその男に銀行口座を伝えたが、未だにオレの百万ドルを待っている。
●アキーム・ジョファー・ザムンダ王子
●このストーリーが「星の王子ニューヨークへ行く」と呼ばれていた32年前の頃が好きだ。
●メールの詐欺ジョークを言うべきか、エディ・マーフィの映画ジョークを言うべきかがわからない。
さすが本物はプリンスらしいエピソードですね。振り込んでくれるプリンスには注意しましょう。