「同じ警察犬でも、犬種によって犯人を追う行動はこんなに違う…」ジャーマンシェパードとマリノアの比較
犬種による違いは大きく、大きさも体型はもちろんのこと、性格もかなり違いがあります。
同じ警察犬でも、ジャーマンシェパードとベルジアンシェパード(マリノア)では、犯人に向かうときの行動が大きく異なるそうです。
The difference between how a Shepherd approaches a situation compared to how a Malinois approaches a situation : Reddit, image:@rocky7575
1匹目はジャーマンシェパード。俊敏な動きで障害物のイスを通り抜けて犯人役に噛みつきます。
2匹目はマリノア。イスを障害物だとは思わす、まっしぐら!
こんなに行動の差があるのですね。犯人を追う場合は躊躇なく活躍してくれそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●「ジャーマンシェパードは相手を崖まで追い詰める、マリノアは落ちる途中で噛み付く」と聞いたことがある。
↑そう間違っていない。ジャーマンシェパードは行動する前に考える。マリノアは考えるが行動をするのを好む。
●1匹目は、攻撃するまではとてもずる賢い。もう1匹は「お前をめちゃくちにしてやる。オレを止めるものはもう何もない」と言った感じ。
↑マリノアは全てにおいてすばらしいんだ。「何もしない」こと以外はね。退屈とか仕事のないマリノアはたいてい不幸なマリノアである。
↑マリノアミックスを数年ほど飼ったが、もう1匹の犬を飼うまで幸せじゃなかった。その後は私達の犬ではなく、彼女(新しい犬)の犬となった。
↑ペットにペットと考えたことはなかった。
↑科学的にはペットペットと呼ぶ。
●これはブリードの差? それともトレーニングの差?
↑ブリードの差だよ。
うちの両親はマリノアを飼っていた。トレーニングプログラムに連れていき、クラスメートはジャーマンシェパードだった。
2匹の最大の違いは計算力。ジャーマンシェパードはかなり計算的で計画的。障害物のないオープン・フィールドテストでは、ジャーマンシェパードはフルスピードで近づき、3mくらい前で少し躊躇したりチェックしたりする。それから攻撃。マリノアはA地点からB地点まで疾走し、ためらいはゼロ。
↑ジャーマンシェパード:ターゲットのどこをどうやって噛むか考える。
マリノア:クソくらえ。
●伯父が警察犬をパートナーにした警官だった。彼が言うには、マリノアは基本的にハイになっているジャーマンシェパードだと言った。
↑それでどっちがどの仕事に向いているんだ?
↑マリノアが軍や警察犬のように苛烈な仕事に使われるのには理由がある。マリノアは異常なほど身体的・精神的の両方の刺激が必要で、正しくトレーニングされたらすばらしい犬になる。ジャーマンシェパードはそれより激しさの度合いが低い仕事にピッタリ。
↑ジャーマンシェパードは子守りをしているだけで幸せだよ。
子供の頃に父親が軍にいて、フレンドリーすぎることが理由で落ちこぼれた犬をもらってきた。その犬はハンドサインに従うトレーニングを受けていた。
自分のベビーシッターになった。自分の居場所を知りたかったら、彼女の鼻を見ればわかったそいうだ。
●シベリアンハスキーなら、背を向けて完全にこの状況を無視する。
↑柴犬なら、ボールのように丸くなって調教師を横目で見る。
↑ラブラドールなら、イスの足を噛み始める。
↑ソーセージドッグなら、この状況が見えない。
↑チワワなら、止まらずに震えているか、文字通り悪魔になる。
↑ブルドッグなら、調教師を混乱した目で見て、いびきをかく。
↑パグなら、ドアが2つ見えてイスは存在しない。
●それらはとても高いイスなんだけど。
いろいろな犬の特徴があっておもしろいですね。
(ジャーマン・シェパード・ドッグ - Wikipedia)
(ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア - Wikipedia)