「自転車にこんな表記が…」わかりやすいオーストリアとオーストラリアの違い
オーストラリア"Australia"とオーストリア"Austria"は名前は似ていても、全く別の国です。
海外でもよく間違えられるようで、あるオーストリアの自転車メーカーがその違いを表記していました。
My daughter’s bicycle clarifying the difference between Austria and Australia : Reddit
My daughter’s bicycle clarifying the difference between Austria and Australia pic.twitter.com/cFaN3mg8Ij
— Mildly Interesting (@interestmild) September 4, 2021
自転車に記載してあるのはWEBサイトのURLと修理先の住所。
そして国名のところには「ヨーロッパ ─ オーストリア」。
それだけでも丁寧なのに、その下には、
「モーツァルトであって、カンガルーではない」
わかりやすい!
オーストリアと言えば首都はウィーンでモーツァルトを輩出した国。カンガルーがたくさんいるオーストラリアではないことを強調しています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●前にオーストリアに住んでいたが、「オーストリアにはカンガルーはいない」などのフレーズが入った観光グッズがたくさんある。
そんなものが売られるまでに、いったいどれだけの人が間違った大陸に到着したのだろう。
↑少なくとも一度はあったはず。
アメリカでさえ、ワシントンD.C.(東海岸)に行こうとしてワシントン州(西海岸)に到着した話を聞いたことがある。
↑数年前のケースで、女性がカリブ海のグレナダに行こうとして、スペインのグラナダに飛んでいたよ。
●「ヨーロッパ」と最初に記述してあるにもかかわらず、オーストリアとオーストラリアを混同する人がいるなら、モーツァルトとカンガルーの説明を見てもさらに混乱するに違いない。
↑きっと同じ場所なんだ、間違いないよ。どっちにも行ったことないけど。
↑オーストラリアはユーロビジョン・ソング・コンテスト(※)に参加している。なのでまだ間違う人がいても理解できる。
(※欧州放送連合加盟の放送局によって開催される、毎年恒例の国別対抗音楽コンテスト)
●アメリカの80年代生まれだけど、90年代のテレビ番組ではアーノルド・シュワルツネッガー(オーストリア出身)が片側に、ポール・ホーガン(オーストラリア出身)がもう片側にいた。でも自分はそんな間違いを犯したことはないよ。
↑全くだ。
●オーストラリア人だけど、オーストリアを訪ねたときに「オーストラリアじゃない」とか「カンガルーはいない」などの表現があまりに多くて驚いた。
ここオーストラリアではその逆を見たことはない。ここのご当地ショップには「モーツァルトはいない」というシャツは売ってない。
↑人はオーストラリアをデフォルトだと考えるからだろう。
●そうだな。それがオーストリアで最も知られている観光ネタだな……。
↑自分ならターミネーターを選ぶ。
(※アーノルド・シュワルツネッガーはオーストリア出身)
↑オーストリアの最もすばらしい業績は、世界にヒトラーがドイツ人で、ベートーベンはウィーン(オーストリア)の人だと信じ込ませたこと。
(※ヒトラーはオーストリア出身、ベートーベンはドイツ出身)
この2国が間違えやすいのは世界共通の悩みのようです。