「心を病んでいるとき、よく言われがちなアドバイスはこの6パターン」海外の反応
Mental health advice starter pack : Reddit, mohamed_hassan - Pixabay
若い女性「そんな悪くないわよ! いい人生だと思うわ!」 若い男性「一番いい抗うつ剤は、外に出ることだぞ」 高齢女性「イエス様は、あなたの空虚な心を埋めてくださいますよ」 高齢男性「何もおかしなことはない、それは自分の頭の中だけだ。弱音を吐かないで乗り越えろ」 熟年女性「それに効くすばらしい製品があるわ。Scentsy(マルチ商法の会社)を知ってるかしら?」 熟年男性「そうだよ、オレも結構大変なんだ。シェリーについて話したっけ?」
いかにも言いそうな例ばかり。
何かを売ってくるとか宗教勧誘は極端にせよ、この6つのカテゴリーに入る人は非常に多い気はします。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●熟年男性のビッチ、シェリーについてもっと知りたい(笑)
↑自分のうつを流し込んだアルコールについて言ってるのかもしれないぞ。
(※シェリーというスペインのワインがある)
●「なぜいつも悲しんでいるの? もっと笑うべきよ。あなたはおとなし過ぎるわ。もっと外出して。自分を心の内から出すのよ」
↑スカイリム(海外製RPG)のセリフのようだ。
↑「鬱について聞いた? うんそれで? 大丈夫だといいけど。じゃあ、またね」
●「いったい何をそう不安に思っているんだい?」
↑何も無い、理由があったら病気じゃないだろ。
●でも、この中の何人かは助けにはなってなくても、心から助けたいと思っているんだ。その心情だけで、そのときの自分の助けになった。
↑>若い男性「一番いい抗うつ剤は、外に出ることだぞ」
これはある意味で助けになる。ビタミンD不足が理由のうつ病は長い冬に患いやすい。
それと不幸の水たまりから抜け出すことは良いジャンプスタートになる。それで完治するとは言ってはいないが助けにはなるよ。
↑じゃあ、何て言ってほしいんだ? 自分はわからない。
●↑そう間違っちゃいない。エクササイズを自然の中ですることは、文字通りうつと戦うベストな行動。そして外に自分の体を出すのは最も難しいことでもある。
ソース:自分はアルコール依存症からの回復者で、現在はメンタルヘルス・カウンセリングの大学院に通っている。
●自分は人生はずっとうつ病だった。なんとか30代まで前にだけ進んでやってきた。
それはそれは多くの友人からアドバイスを受けたよ。薬もセラピーなども試した……。
それで何が一番自分のうつ病を吹き飛ばしたと思う?
ようやく睡眠時無呼吸に取り組んだことだよ。3日は続く深くひどい気持ちはなくなった。もちろん怒ったり悲しくなったりはある。それはノーマル。でも、うつが無くなった。
●>熟年男性「そうだよ。オレも結構大変なんだ。シェリーについて話したか?」
これはひどくはない。むしろ自分だけじゃないと思えて気分が上がる感じ。
●自分の問題を人に伝えたときに「弱音を吐くな、もっとひどい人もいる」と言われるほどひどいことはない。ときに人から判断されたり叩かれたりせずに、話したいだけのときがある。
●自分が言われた最悪なアドバイスは「世の中には、あなたのように家も食事もない人がいるんだから、ハッピーでいなさい」だった。
他人が食事のないことを知ってハッピーにしなくちゃいけない? そういう意味?
自分が考えつくことは「自分よりもっとひどい人がいるのだから、それより悲しくなる価値もない」ということ。
●2つ目はそう悪くないが、その他の5つは最低だ。
善意のアドバイスのつもりでも助けにならないことが多いのが、この問題の難しさですね。