日本人観光客をターゲットにした「メロン詐欺」に注意…驚きの手口
TIL about the melon drop scam, a con that targeted Japanese tourists. : Reddit
安いメロンを持って日本人にぶつかって落とし、壊れたメロンの弁償に50〜100ドル(約5500円〜11000円)払えと高圧的に要求するもの。
実際に払ってしまう日本人が多いため横行しているとのこと。詐欺師は2ドル(約220円)くらいで購入したメロンを使うそうです。
(The Melon Drop: Top 10 Classic Cons - AskMen)
こうした「当たり屋」行為はメロンに限りませんが、高級メロンが売っている国はほとんどないため、メロンは日本人観光客に限定した手法とのことです。
詐欺やトラブルに遭ったと思ったら、小さなことでも警察等に通報しましょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●この手の詐欺は、ニューヨークでもヘネシーなどの高級なお酒で起きているね。
詐欺師がぶつかってきて水の入ったボトルを落として割る、そして弁償しろと罪悪感を押し付けてくるんだ。
自分が正しいか間違っているかはわかるもんだ。正しいと思ったらその場からさっさと離れよう。
↑バーでぶつかった男に1杯おごったが、半分入ったグラスを落としていた。その後またグラスが割れる音を聞いたが、同じことをひと晩中やっていたらしく、バウンサー(店の用心棒)に追い出された。
↑友人がニューヨーク育ち。
公園でアメフトのクラブチームの試合を観戦していたら、ある日「100ドルの登録費用を持ってくれば入会できるよ」とそこにいた男に言われた。翌日、彼が100ドルを男に渡すと金を持ち逃げされて二度と姿を見せなかった。
↑うちのいとこも経験した。
地下鉄でぶつかってきた男の高級なサングラスが壊れ、危害を加えられなくなかったら弁償しろと恐喝された。
ひどいと思ったのは、地下鉄に乗っていた他の人たちは目を背けて彼を無視したこと。
●手間のかかる詐欺だな。
オレのいる世界では、2〜3人のレンガを持ったチンピラが近づいてきて、レンガを数百ドルで買えと言ってくる。断ればレンガで頭を殴られる。
●人の多い都市で、知らない奴に話しかけたり触られたりしたら、大きな危険信号。真っ昼間の駐車場で襲われている現場も目撃したよ。
●そういう詐欺はニューヨークではありふれてる。騙されやすい観光客がターゲットにされているよ。だいたいは次のいずれか。
・ウォッカが入ったバッグが落ちて、割れて歩道にこぼれる(ボトルの中身は水)。「これは20ドルだったんだ、払ってくれよ」
・「おまえがぶつかったから、メガネが落ちて壊れただろ、払ってくれよ」
最近はイーストビレッジで犬の散歩をしている人に後ろから走ってきて驚かせ、犬が攻撃的にリアクションをすると「噛まれたから、破れたジャケットを弁償しろ」と要求してくる。
↑そういうときは「ウォッカが自分の300ドルの靴にこぼれた」と逆に要求するんだよ。
↑なぜそういうやつらが刑務所にいないの?
●カンボジアで赤ちゃんを抱いた女性が、赤ちゃんを渡される。受け取るとポケットからいろいろ盗られる。誰も赤ちゃんを落とさないからね。
(追記)似たような詐欺がローマ(イタリア)のジプシーにもある。でもフェイクの赤ちゃんを使う。
●詐欺師はクソくらえ。
●100ドルのメロンを抱えているなら、おまえが注意して歩け。オレは一切払わない。
●なぜみんな無視してその場から離れないの?
↑詐欺師はだいたい文化的な習慣やオートマチックな反応を狙うんだよ。
誰かがFacebookのメッセンジャーで「ガンの友人にアップルギフトカードを送りたい」という詐欺の文面を送ってきた。
こういうのは助けたいと思う人が多いものなのさ。自分は幸運にも送る前に気づいたけどね。
こういう詐欺はさっさとやるほどいい。人に考えさせる時間を与えないのがコツなんだ。
世の中には手の込んだ詐欺が蔓延しているので、注意して生きていきましょう。