「アメリカの医療請求で最も不条理だったのは?」→とある女性のエピソードに同情が集まる
$600 for my son who lived about 3 minutes. He received no medical care. At all. As he died almost immediately he didn’t get enrolled in my insurance plan, so I got the bill. From the hospital where I was a doctor. https://t.co/0Psbv11XtZ
— Jennifer Gunter (@DrJenGunter) September 15, 2019
「たった3分しか生きられなかった息子に600ドル(約6万8000円)の医療費。
まったく医療は受けていない。産後すぐに命を引き取ったので、受け取った請求書には医療保険が適応されなかった。
ちなみにそれは、私が医師として働く病院から届いた」
アメリカで異常な医療費を請求されるのは、病院で働く医師も例外ではないようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●病院で気を失ったときのこと。
顔を地面に打ち付けて、エレベーターで1フロア運ばれ、鼓動を測られた。
2〜3000ドル(23〜34万円)請求された。随分前のことだけど高かった。
大丈夫だと言われて帰り、数週間あとになって請求書が郵便で届いた。
●救急車に乗って900ドル(約10万円)の請求を受けたが、その理由は他の病院への移送で結局赤ちゃんは助からなかった。他の移送のしかたもなければ選択肢もなかった。しかも私は良い保険に加入していた。
↑フィンランドでは、とある男性がヘリコプターで病院まで搬送されたが14ユーロ(約1800円)だった。
●腹痛がひどく救急外来に行った。6000ドル(約68万円)かけて腹部の痛みと診断された。また翌日に行ったが結局帰らされた。それ以来腸がずっとおかしい。
●サッカーボールを蹴ったら足の爪が感染症になった。救急へ行ったら3000ドル(約34万円)。
↑理解出来ないのは、なぜアメリカ市民がそれを受け入れているのか……その腐敗が直るまで、国中で死ぬほど抗議をすべき。
↑オーストラリアに住んでいてよかった、そんなバカな医療費はない。
●夫が1年前に他界した。救急に電話したときにはすでに亡くなっていた。
病院に彼が運ばれたときには死後30分以上も経っていた。彼らは必要のないことをいろいろして3000ドル(約34万円)の請求をしてきた。
酸素なしでは4分くらいしか生きられないのに。彼らは夫が亡くなっていることを知っていたが請求するためにしている。私は払わない。
●アメリカ人だけどスペインで病院に行った。
レントゲンやCTスキャンをたくさん受けて、3人の医者、3回の血液検査、点滴などを受けた。それで保険もなしで1000ドル(約11万円)だった。アメリカならCTスキャンだけで1万ドル(約110万円)する。アメリカの保険は馬鹿げている。
●私のアメリカ医療のホラーストーリー。
夫がタイプ1の糖尿病で低血糖になり、救急に電話した。
基本的にそうなると脳が機能しなくなり、瞬間的に失神する。夫が必要なのは糖で、でも彼に飲ませることもキャンディを食べさせることも出来なかった。
救急車が来て点滴により砂糖水を与え、救急車に乗ることもなかった。その砂糖水は1500ドル(約17万円)した。
●今年、妻が双子を出産した。
生後3か月の頃、妻にとっては最初の母の日の直前だった。早朝に平和に2人とも寝てるのを確認し、1時間半して戻ってきたら、1人は冷たくなって呼吸をしてなかった。
救急を呼び、CPR(心肺蘇生法)を教えられた通りに行った。電話相手は助けにならずCPRの最中に落ち着くようにと言われたが、むしろ邪魔になっていた。
自分はヒステリックでもなんでもなく呼吸を戻そうとしていただけだった。ようやく救急車が来たが、子供の死亡は宣告されなかった、だが蘇生させようともせずゆっくりと救急車に乗せた。父親にもう片方の双子の面倒を頼んで、自分は救急車の後をついていった。結局子供は助からず、病院も何もしてくれなかった。
それで1800ドル(約20万円)の救急車費用と5600ドル(約63万円)の病院で受けたサービスが請求された。何もされなかったのにだ。
亡くなった子供を見に行き、警察にいろいろ質問をされて叱りつけられただけだった。同じことを妻も父親もされた。しかも請求額は保険つきでその金額である。
彼らは名前のスペルを間違えており、妻も自分もどの書類にも乗っていない。支払うつもりもない。
アメリカが嫌いになった。アメリカ人であることにも嫌気が差す。出来ることなら家族を連れてヨーロッパに引っ越したいと思う。こんな肥溜めはくそくらえだ。
●医療がらみのストーリーは、アメリカに住んでなくてよかったと思わせる。
他国からは異常にしか見えない、アメリカの医療崩壊の現実。日本はこうはならないで欲しいものですね。