「良いワインはいつ開けるべきか?」深いと人気を呼んでいたアドバイス
My life advice? Don't save the good wine for a good day. : Reddit
「良いワインを良い日のために取っておくのはやめなさい。
良いワインを良い日に開けても無駄になる。なぜなら良い日は全てのワインが良いワインになるのだから。悪いワインさえも良いワインになる。
良いワインは悪い日に飲みなさい、そのためにある」
なるほど。
特別な日には何を飲んでも特別に感じるので、良いワインである必要はないというアドバイス。
最低の日にこそ、良いもので気分を高めるのは理にかなっていますね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●義父のお気に入りのワインを彼が亡くなった日から残していた。息子である夫が病気になってしまいワインはそのままになった。
数週間前、娘が何か飲もうと探していて、それが特別なワインだと知らずに開けた。それはひどいワインだった。長くキープしすぎた。
↑元パートナーからキューバの葉巻をもらった。ジップロックに除湿剤と一緒に入れて2年ほど保存し、「良い時期」が来るまで待った。
実際吸ってみると、肺が悪くなりそうなほどひどくて悲しい日になった。
↑かなり前に友人(新郎)の結婚式に出席した。
友人が生まれたときに彼の父親が買ったワインをキープし続けて、結婚式のリハーサルでそれを注いだ。ただの腐った酢だった。
みんなで大笑いして、別の良いワインに取り替えた。
●真面目な質問だけど、ワインは年数が経つほど良くなるものではないの?
↑ワインは正しい貯蔵条件が必要(ワインセラーなど)。安定した温度と暗所。
それから全てのワインが年数が経つほど良くなるわけではない。赤ワインは一般的に時間が経っているが白ワインはたいてい若い。10年以上熟成させるワインは通常プロによって作られる強い赤ワインで、条件が難しいので家庭向きではない。
悪くなったワインはだいたい貯蔵条件が悪いか、もともと熟成させるワインではない。
↑熟成にはテクニックが必要なので、長く置いておけばいいとは限らない。肉も同じ。
熟成ステーキは高級だが、冷蔵庫で2週間経ったステーキはそうではない。
●他の全てにも当てはまるね。
良い口紅を使って! その気持ちの良い高級な香水をスプレーしよう! おしゃれな服を着よう! 仮に使い切ってもまた新しいのが見つかる、約束するよ。
私はたった30代でしかないけど、大事に残しておいたものをいくつも無駄にした。理由は「正しい」時期を待っていたから。
●以前、アパートで熟年夫婦と同居していた。
とても親しくしてもらっただけでなく、いろいろ教えてくれた。
最も気に入っていたことは、女性が小さなお祝いごとのたびに高い食器を出してくれたこと。誰かがデザートを作ってみんなで食べようとしたら、良いお皿が出てくる。お気に入りの辛いソースを買ったので引き立たせる食事を作るときも。良いニュースがあったときも。
彼女にとっては日々の小さな喜びを祝うためのものなのだ。最高の女性だった。
そうだ、今どうしているか連絡しなくちゃ。
●わかったよ、ワインを毎日飲めってことだな。
↑そうだよ、でも良いワインだけだよ。
●いとこがゴミ屋敷の掃除の仕事をしていたが、とある家では何を持って行っても良いと言われたらしい。
いとこは家主が大事な日のために残していたワインボトルを見つけて、それだけ持ち帰った。専門家(カリフォルニアのワイン地域の近所に住んでいた)に見てもらうと、2000ドル(約23万円)以上の価値だった。
彼の両親(叔父と叔母)と一緒に堪能したらしい。
●消耗品のすべてに同じことが言えると思うのは自分だけ? ワインは他のシナリオの隠喩だと思う。
●自分は逆を勧める。悪い日に飲んでしまわないように、普通の日に飲むようにとね。アルコールによる問題解決は良くないから。単なる自分の意見だけどね。
↑同意するけど、特別な日まで取っおかなくていいってことが言いたいのだと思う。
良いものを消費するタイミングについて考えさせられますね。待つことも大事だけど、待ちすぎないのも大事、なのでしょうか。