ニュージーランド政府「14歳以下の世代はタバコ購入を永久に禁止する」
ニュージーランド政府は「若者に一切売らない、生涯売らない、合法に買えない」法案を提出しました。これにより14歳以下の世代はタバコを吸わなくなると見込んでいます。
('smokefree generation')
タバコの健康被害については長く言われ続けてきたことですが、ニュージーランドはいち早く「脱タバコ」を目指すとのこと。
このニュースに大きな関心が寄せられていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●きっと若い世代は、地元の老人ホームを訪ねて、代理でタバコを買ってもらうんだ。
↑今から100年後、ニュージーランドで合法的に購入できる最後の喫煙者が亡くなると、不正喫煙者にとってはつらくなるな。
↑あるいは闇マーケットが出来るかだ。
●違法マーケットが出てくるか興味がある。それに対する罰はどれくらいなのかも。
↑20本入りの1箱が30NZドル(約2300円)。なので、すでに闇マーケットはこの法律がなくてもすでに存在している。
↑可能性はあるが、若いときには味もにおいも悪くてもクールだという理由だけで喫煙に手を出してしまうことが問題。
入手に制限があり、それほど利点もなく、違法であるならば、道を外してまで手に入れる動機は減る。
↑何事も禁止に成功した例はない。
↑需要もない。喫煙はここ何十年間で減っている。
●そうだよ。彼らは電子タバコに変えるだけ。ニュージーランドではかなり普及している。
↑現在の喫煙者は闇マーケットに手を出すだろう。家庭栽培タバコはすでにギャングにとって成長ビジネス。低ニコチンタバコは人を規制されていない商品へと向かわせる。
●30年後に44歳になったとき、政府に「ダメだお前たちは買えない」と言われ、だが隣にいる45歳は「はは、ざまぁみろ」みたいな感じになることを想像してみよう。
↑44歳がいったいどれくらい吸いたがるのか興味深い。
●30年間吸っていた自分が言うと、喫煙は健康被害はあるしニコチンは中毒性がある。
ただし違法にしたところで止められない。ドラッグ、ギャンブル、売春などと同じ。
アメリカはアルコールを1920年代に禁止したが、成功せずアル・カポネのような悪人を裕福にしただけだった。
↑禁酒法でアルコールの消費は削られたので、成功要素が無かったわけではない。
賛否両論な意見が出ていましたが、先進国では着実に喫煙は減る流れのようです。