「10世代前の先祖が『セイラム魔女裁判』で死刑判決を受けたときの令状がこちら…」歴史の重みを感じる遺品
負の歴史である「魔女狩り」や「魔女裁判」は16世〜17世紀のヨーロッパが全盛期ですが、アメリカでも1692年に「セイラム魔女裁判」と呼ばれる有名な事件が起きています。
犠牲者の1人であるスザンナ・マーティンさんの子孫にあたる人が、彼女が受けた「死刑執行令状」を紹介していました。
Death Warrant for my 10th Great Grandmother Susannah North Martin, tried and convicted at the Salem Witch Trials : Reddit, WikimediaImages - Pixabay
Death Warrant for my 10th Great Grandmother Susannah North Martin, tried and convicted at the Salem Witch Trials She was Hanged July 19, 1692 pic.twitter.com/kpEk796CN2
— Whoa City (@whoacity) July 28, 2019
「セイラム魔女裁判」は、マサチューセッツ州セイラム村で1692年〜1693年にかけて行われた一連の裁判で、大勢が魔女として告発されました。
(セイラム魔女裁判 - Wikipedia)
この手紙は被害者の1人スザンナ・マーティンに向けて出された死刑執行令状。一連の裁判で12人の女性が無実の罪で処刑されました。
(スザンナ・マーティン - Wikipedia)
●彼女は絞首刑だった。
↑なんてこった……。なんとかロードアイランドにでも逃げおおせてたらと思ったよ。少なくとも人々が状況を理解するまでさ。
↑あまりに悲劇だし、ひどいと思うよ。彼らはこの手紙を彼女に送ってきたの?
●なんて興味深い物を持っているんだ!
●何てクール! ええと、もちろん彼女にとってではなくて……あなたがこれを見つけたことに。
●これは歴史のスレに投稿すべきだね。彼らがもっと詳しく説明してくれるだろう。
●なんて陰鬱で魅惑的な歴史の逸品を所有しているんだ。これはすごい!!
●すでに額縁に入れて保存しているのでなければ、せひそうするべき! 非常に興味深い家族の歴史で、未来の人々のために大事に保存すべき。
●スザンナ・マーティンについて。
「19世紀に詩人ジョン・グリーンリーフ・Whittierはマーティンに関する"The Witch's Daughter"という作品を書いた」
↑スザンナ・マーティン (旧姓North)((Susannah Martin、1621年9月30日洗礼 - 1692年7月19日)はセイラム魔女裁判犠牲者の一人。
●すごい……博物館とかに売れるレベルの資料!
●300年後に、全員が途方もなくバカな行動をした集団ヒステリーの有名な例になっていると、彼らが知ったらどう思うんだろうな。
逆に300年後の人々は、今の我々を見てどう思うのだろう。
●わお。
●本当にひどい時代だった。無実の人々が噂によって死んだ。あまりにデタラメすぎて、あまりに行き過ぎである。
現在の先進国の価値観からはありえないことですが、未来人にとって現代はどう見えるのでしょうね。