イギリスの電力会社「電気代の値上げが厳しいなら猫を抱っこして寒さに耐えて」→炎上して謝罪
ガス卸売り価格の値上げなどが原因で、ヨーロッパ各国で電気料金が高騰しています。
イギリスでは400万世帯が燃料貧困に陥っているとのこと。
イギリスの電力会社が、この冬を乗り切るために「猫を抱っこして暖まろう」などのアドバイスをしたことから炎上しています。
OVO NO Fury as energy giant tells Brits ‘cuddle your cat’ & ‘do star jumps’ to keep warm
‘Have a cuddle with your pets to stay cosy’ says @OVOEnergy. My cat says ‘Don’t be so patronising; I’m staying up here thanks.’ https://t.co/4j5xOezXNt pic.twitter.com/tDcfRBt24S
— Emma Jones (@ecjones) January 11, 2022
電力会社"OVO Energy"は自社ブログに、「猫や愛する人を抱きしめる」「オートミールを食べる」「掃除する」「スタージャンプを数回行う」など、この冬を暖かく保つための節電アドバイスを掲載。
(※スタージャンプは、手と足を大きく広げてジャンプしながら閉じる運動)
これを見た多くの市民が腹立たしく侮辱的だと怒りを爆発。現在ブログは閉鎖され、謝罪声明を発表する騒ぎとなりました。
アドバイス内容が軽率だったことは否めませんが、その原因はやはり燃料危機。
イギリスでは今年4月からエネルギー価格が跳ね上がり、一般家庭の光熱費は年平均790ポンド(約12万4000円)上昇することが予想されています。