「映画の批評について思うこと…」とある映画好きの意見が注目を集める
「これはジョークに聞こえるかもしれないが、でも自分は真面目に良い映画と悪い映画の差が分かる人に当惑している。
だって自分が見た映画の90%は『この映画を見て楽しかった』と思っているのだから」
細かく良し悪しについて語る人がいる一方で、だいたいどれも楽める人もいるようです。案外多いのかもしれませんね。
見た本数によるものなのか、年齢などの経験値が左右するのでしょうか。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●5%は「すごい」、5%は「ひどい」、他の90%は「映画」である。
↑その数学は同意する。
●たくさんの映画を見てきたので、良い脚本と悪い脚本の違いはわかる。
視聴者としては、脚本が手抜きだと感じると、脚本家に自分の知性を侮辱されたと感じる。脚本家が良くしようと努力してないのに、なぜ自分が感謝をする努力をしなきゃならないのか。
●今年はスティーブン・セガールの「スーパーサンデー」を週1で順番に見始めた。
妻はひどい映画だと思っている。
自分もひどい映画だと思っている。
でも二人で楽しんだ。
↑若い頃、彼の映画が好きだった。
今見直すと、恥ずかしくて縮み上がるほど。
特にいつも同じタフガイの表情をしていることにね。
●自分は全く映画や音楽に批判的な意見がない。
●役者がひどいとか映画設定が安っぽいとかはわかる。でも見ている時に楽しめたなら、それで良いと思う。
●見て楽しんだ=良い映画
見て楽しめなかった=悪い映画
●なるほど。だからひどい映画が多いんだな。みんなが良い映画と悪い映画の区別がつかないことに驚いている。それを計るものさしはたっぷりあるのに。
↑自分もわからなかったが、わかるようになった。
どの映画を見ても楽しんでいたけど、20代後半に見た映画でスイッチが切り変わった。映画が終わると「人生の無駄だった」と思うようになった。
ちなみに妻は、どの映画でも全て楽しんでいる。ときどきイライラする。
●時に、あまりにひどすぎて良いときがある。
●好きな映画が良いとは限らず、嫌いな映画が悪いとも限らない。とても良いけど好きじゃない映画や、ひどいのに気に入っている映画もある。
●彼女が見る全ての映画はひどい。Netflixのプロフィールの90%は聞いた事も見たこともない映画だ。俳優もほとんど知らない。たまに「この男はどこかで前に見たな」くらい。
●個人的な「ひどい映画」の判断基準
・大筋を変えることなく、カット出来るシーンが多いかどうか。キャラクターについても同じ。
・映画が一貫してるかどうか。1つの事を言っているのに矛盾がないか、良いどんでん返しは許すけど、多すぎると悪い映画になる。
・俳優が感情を適切にシーンに取り入れているか、理想はその感情を自分が感じることが出来ること。
・映画の撮影技術はどうか。カメラワークはシーンを感情的にしているか? それとも単にそこにあっただけ?
・衣装やセットのリアリティ。
・音楽やサウンドデザインがシーンに合っているか。サウンドは映画を高める。
これらを言った後だけど、コメディは別基準で、おもしろいかどうかである。
個人基準に大きな差がありますが、楽しかったらいいという意見も目立っていました。