「死後に天国と地獄、好きな方を選んでいいと言われたら…」というお話
政治家をしていた男性が亡くなり、天使が現れました。
生前の罪によって裁かれる代わりに、自分で天国か地獄を選んでもいいと言われました。
政治家「もちろん天国に行きたいです」
天使「ひとつだけ条件があって、2つとも訪れて公平に見た上で選ぶ必要があります」
A politician dies. Instead of going straight to heaven or hell, a spirit appears to him. : Reddit
最初に天国を訪れました。
大きなふわふわした雲の上で、天使が歌ったりハープを弾いたり、みんなが楽しんでいるようで素晴らしい光景でした。
迫力には欠けるものの、政治家は満足しました。
次に地獄を訪れました。
これまで見た中で最も美しく壮麗な場所でした。そこにいるみんなが最高のときを過ごしているようでした。
テーブルの上には美味しそうな香りの食事、美しい庭、ウォータースライダー付きのプール、ダンスフロア、メッセージパーラーなど、数えられないほどアトラクションがありました。
比較すると天国がつまらなく退屈に見えるほどでした。
政治家「こんなことを言うなんて信じられないけれど、地獄に行きたいです!!」
天使「わかりました、では振り向いてください」
政治家が振り向くと、1分ほど前にあった地獄とは全く違う光景が広がっていました。
全てのアトラクションは消失し、全てが燃えていて、人々は苦しみの叫び声をあげていました。
政治家「どういうことだ! さっき見たものと違う!」
天使「ええと、あれは選挙運動中でして、あなたはそのときに投票したのですよ」
教訓:たいていの選挙運動中の公約は実際とかなりずれがある。