「18年前に毒を盛られたウクライナ大統領の激変ぶりを改めて紹介する…」海外の反応
ウクライナの元大統領であるヴィクトル・ユシチェンコ氏は、2004年の大統領選挙期間中に毒物を盛られて倒れ、命の危機に瀕します。
その後に姿を現した傷ましい変貌ぶりは、すさまじいものでした。
ロシアによるウクライナ侵攻が起きている今、改めて海外掲示板でトピックになっていました。
(credit:Reddit/proboardslolv5)
元はルックスの良さも人気だったユシチェンコ氏が毒物によって別人に。
ロンドンの毒性学者であるジョン・ヘンリー教授は、この変化はダイオキシンに引き起こされるクロロアクネによるものであると主張しています。
実際に、当時の体内のダイオキシン濃度は以上に高い数値だったとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●毒や放射性元素を使うのは、ロシアの暗殺の伝統芸。
↑それは実際にダイオキシンだった。オレンジ材に含まれているひどいやつ。
↑臆病者のアプローチだ。
↑毒殺は中世レベルのひどさだ。
↑スターリンが何度も何度も暗殺しようとした男を覚えているかい?
こんな手紙を送った「もし次に暗殺を試みてきたら、今度は私自身がそちらへ暗殺者を送る。そして2人目はない」とね。
(※ユーゴスラビアの初代首相チトー。スターリンを脅し返したことで、ソ連による衛星国化を諦めさせた)
(ヨシップ・ブロズ・チトー - Wikipedia)
●Wikipediaによると、
「2004年の大統領選挙期間中の暗殺未遂のあと、彼は危険な量のTCDD(オレンジ剤に入っているダイオキシン)を摂取したと確認されている。その結果として顔面が変形したが、その後全快した」
(Viktor Yushchenko - Wikipedia)
↑歳をとったと感じるよ。
↑すでに20年前だなんて信じられない。よく覚えている。2004年の選挙期間中で、ユシチェンコ(親欧米)vsヤヌコーヴィチ(親ロシア)だった。
ユシチェンコは選挙の数か月前に毒を盛られ、3人のロシア人と会食をしたときだった。疑惑の3人はすぐにロシアへ戻り、取り調べのための引き渡しをロシアは拒否した。その結果、いまだに全貌は明らかになっていないが、当時の全員がそれはロシア政府が快く思わない候補者を暗殺しようとしたと推論した。
●「私は暗殺未遂によって一生の傷が残り変形したが、でも決意は今までになく強固になった」
●暗殺、戦争、脅し、爆撃を自国民に。
●プーチンと関わるとこれが起こる。アレクセイ・ナワリヌイが良い例だね。
(※反プーチン派の野党勢力の指導者。2020年に毒殺未遂で一時意識不明の重体に)
(アレクセイ・ナワリヌイ - Wikipedia)
↑(投稿者)他にも。
アレクサンドル・リトビネンコ
(アレクサンドル・リトビネンコ - Wikipedia)
ボリス・ネムツォフ
(ボリス・ネムツォフ - Wikipedia)
アンナ・ポリトコフスカヤ
(アンナ・ポリトコフスカヤ - Wikipedia)
セルゲイ・マグニツキー
(セルゲイ・マグニツキー - Wikipedia)
↑ナワリヌイはどうなったんだい?
(※ロシアの刑務所に収監中で容体は良くないと言われている)
●今でもプーチンがサウジアラビアの王にお茶を勧めて、彼が「ノー、ノー、ノー、ティー」と言っているパロディ画像を覚えているよ。
(※アレクセイ・ナワリヌイ氏の毒物は、事件当初は紅茶に毒が盛られていたと疑われた)
●彼の皮膚は、最近は当時ほどひどくない。
↑同じことを思った。ほぼひどい吹き出物だった人くらいである。
近年のユシチェンコ元大統領。
Viktor Yushchenko was the 3rd President of Ukraine from 2005-2010. During his run for president in 2004, Yushchenko ingested hazardous amounts of TCDD. During his tenure, he signed the Borjomi Declaration with Georgian President Mikheil Saakashvili. pic.twitter.com/xMSgpghT4a
— Will Luem 🇺🇸🇺🇳🇺🇦 (@WLuem) February 28, 2022