「いったい誰がどうやって?」大学の尖塔のてっぺんにカボチャが突き刺された事件は今も謎のまま
イギリスのコーネル大学には立派な尖塔があるのですが、今から20年前に、塔のてっぺんにカボチャが突き刺される珍事が起こりました。
取り除くこともできない高い場所なので、腐るまで放置されたとのこと。
いまだに誰が、どうやって突き刺したのかわかっていません。
The day I arrived to Cornell University it was one of the happiest days of my whole life. I wouldn't have made it without an award. The USA granted me a Fulbright Scholarship for it. I am grateful with them for helping me to study. Always.
— Eleonora Escalante Strategy (@eliescalantech) September 13, 2018
It was the year of the Mcgraw pumpkin. pic.twitter.com/HhsJdK55RW
遠目に見ると、こういう装飾かなと思うほどフィットしている大きなカボチャ(パンプキン)。
ある晩に何者かが塔に登り、尖塔に突き刺したのです。
どうやって登ったのか、何のためなのか、目撃者もおらず、20年経った今でも誰の仕業かわからないままなのだとか。
いたずらにしては壮大ですね。当時学生だった人々の意見もいろいろありました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●きっと翌朝、実行犯は誰かが気づいてくれるまでソワソワしていたことだろう。
↑「おい、あれは何だ?」と誰かが言うまでね。
↑「いったい誰がオレのパンプキンを盗んだんだ」
↑きっと自分で指ささなきゃいけなかったと思う。
●テレポート実験。彼は自分で試さなくてよかった。
↑そうだと思ったよ。オレはバカに囲まれているんだ。
●きっとエンジニアの学生が秘密のトレビュシェットを持っているんだよ。
(※固定式の攻城用兵器の一種、平衡錘投石機)
↑もしそうなら付近につぶれたパンプキンがたくさんあるだろ。
↑精密なトレビュシェットだ。
↑違うよ、答えを教えると、カイト(凧)を使ったんだ。
↑熱気球。
●アサシンが退屈したんだ。
●モンタナ大学のメインホールで、これと同じことが毎年起こる。大勢の学生がそこを登るのが好きだよ。
●これが起きたとき、自分はそのキャンパスにいた。
大学当局は、どうやって(カボチャを)取り除いていいかもわからなかったよ。それで何か月も放置された。最終的にそれが腐って落ちるときにケガ人が出ないように、塔のベース周りにフェンスを建てていた。
5年くらい前に他の卒業生に会ったら、誰がやったか知っているけど秘密厳守を誓わせられていると言っていた。誰がやったか知らないが伝説だな。
↑いつ腐って落ちるか賭けをしていたな。良い時代だった。
↑きっとリュックにパンプキンを入れて、サルのように登ったんだと思う。
↑自分も当時コーネル大学にいた(笑)。
すごいクライミングチームがあって、自分も参加したが怖くてやめた。当時はスタジアムを上り下りして練習していた。塔だって出来たと確信するよ。
鐘のところまでは自分も行ったことがあるので、特別ではない。
彼らはきっとそこから引っ掛けフックを投げたのだと思う。それからクライミングチームのメンバーが、パンプキンを運んだのだと思う。
一緒に練習していたが、彼らは本当に優れたクライマーだった。
●肝試しだったに賭けるね。
●ナイトクライミングはケンブリッジでは超人気。自分が学生の頃はナイトクライマーたちがバナーを掲げていた。1958年にはエンジニアの学生が教授の車を分解して、セキュリティをこっそり抜け、国会議事堂の屋根の上で完全に組み立て直した。
(credit:LHOHL97)
(訂正)分解はなかったらしい。自分が覚え間違いをしていた。
●自分の脳内では80年代にこれを可能にするどんなテクノロジーがあったんだろうと考えた。そしたら20年前は2002年だった。歳をとったものだ。
優れたクライマーであれば登れたのかもしれませんね。