「倫理的にタブーだけど…結果を知りたい実験はある?」回答いろいろ
さまざまな研究によって科学が発展していますが、倫理的なタブー(ヒトクローンなど)によって行われていない実験もあります。
「倫理的にできないけど結果を知りたい実験は何がありますか?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
What’s a scientific experiment you’d be fascinated to see the results of : Reddit
●自分が気になるのは、もし人間を10歳くらいまで、例えば青色から遠ざけて生活させ、あるとき急に青色いっぱいの部屋に入れたらどうなるのか知りたい。
↑興味深いことに、昔は文化によっていくつかの色が存在しなかった。例えば、オレンジはそのひとつ。赤の1つとして考えられていた。
●機能しなくなった臓器やその他のものをクローンと取り替え続けたら、いったいどれくらい延命できるのか。
↑1つだけ取り替えられないものが脳。寿命はそれに左右される。
●離れ離れになった双子について、もっと管理の行き届いた研究がみたい。なぜなら人がどういう理由で行動を選ぶのかなどに興味があるから。
↑Netflixのドキュメンタリーで、故意に別の社会状況に置かれた三つ子の話があった。結局彼らは、何年も経ってから自力でお互いを見つけるのだが、しばらくは実験下に置かれていたことを知らなかった。
●エンパイヤーステートビルから人間を何人投げたら、その山が積もって落下からサバイバル出来るのか。
●神経移植。別の誰かの体を使ってみるとどうなるのか見たい。
↑自分は志願したい。新しいホストは自分の体をこれ以上ひどくは使えないだろうから。
●赤ちゃんを育ててくれるように狼を説得できるかどうか。
●自分と全く同じクローン赤ちゃんを作り、別のところでうちの両親とは全く違う人に育ててもらう。30歳になった彼に会って、性格がどれだけ違うか知りたい。
●カート・リヒター"Curt Richer"博士は、ネズミ(ラット)を使った実験で「命の危険がある状況で希望があれば、生きようとする能力を持続させる」と結論づけている。
最初の実験では、ネズミたちはバケツに入った水の中に放り込まれ、15分後に溺れ始め、死の直前で助け出す。
2日後に研究者はまた同じ実験を行う。だが今度は水に入ってから15分後に溺れ始めず、なんと2日半も生き伸びた。
ネズミたちには以前救助された記憶によって希望があり、そのため泳ぎ続けられたのだろうと結論付けられていた。
この希望のコンセプトは、同じような状況の人間にどう影響するのか興味がある。
●1.赤ちゃんに体にフィットしたウェイト付きベストを一生着せる。年齢が増すごとに重さも増やしていく。11歳でその重さに体が慣れて、他の子と同じように高く跳べるのかどうか。もしそれがYesなら、そのウェイトを外したときにはもっと高く跳べるのか?
2.ゴリラにベンチプレスを与えると、どれくらい強くなるのか。
●兄とよくこのテーマで話しているよ。
特別なバージョンのオリンピック。選手たちはパフォーマンスを高めるため、あらゆる薬物を使っても良い。人間の絶対的な限界まで試すもの。
自分たちが想像するのは、選手たちのほとんどが死ぬまでやるので、終わりがないだろうということ。
●遺伝子を組み替えて、超人パワーを生み出せるか。
●人間の品種改良。狼をいろいろな犬に変えてきたのだから、どんな変な人類が作れるかを見たい。
昔は行われていた実験もいくつかありました。現在では倫理的には問題の多そうなものばかりですが、気になるものが多いですね。