「今どきの子育てのトレンドで、これは嫌だと感じているものは何?」回答いろいろ
育児のポリシーは十人十色で、何が正しくて間違っているのか議論されるところですが、時代とともに流行は変わっていきます。
「子育てのトレンドで、最も強く反対することはどんなことですか?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
What parenting "trend" you strongly disagree with? : Reddit
●過密スケジュールのアクティビティ。
教えていた幼稚園児から、毎日スポーツ、ダンスなどの習い事で遊ぶ時間がないと言われたのを思い出す。
●子供の人生をSNSに載せること。
↑……そこから収入を得ること。
●過保護。
子供たちはゆっくり、そして安全にリスク管理を学ぶ必要がある。それは彼ら自身がリスクを負わねばならない。それをしないと大人になってから強く傷つく。大人になる準備をさせることが子育て。
●子供に失敗をさせないこと。
●いいねを求めて、自閉症の子供が精神的に崩壊する動画を投稿すること。
●お隣の女性は「自然派の母親」気取りのインフルエンサーである。
彼女は自分の幼児や乳児に話しかけるとき、形容詞を使うことを許していない。なぜなら子供たちは環境の探究により、描写的な言葉を発見しないといけないかららしい。
いったい今まで話したこともない色やサイズや形の言葉を、どうやって発見するのか意味がわからない。
↑言語病理学のキャリアを歩んでいる者として、それは全くよろしくない。子供たちは周囲の人々から聞くことによって学び、それを最終的に吸収した言葉を物/アイデアにあてはめていく。
言語を子供の前で使わなければ言語は発達しない。かわいそうに、スピーチパターンが遅れていく。
●義理の妹は、子供が生まれたときからタブレットを与えている。
彼は今12歳だが友達はおらず、対人関係のスキルはゼロで、iPadを夕食、祖母の家、教会へ持って行き、誰とも話をしない。
とても悲しいことである。
●子供をしかるときに録画すること。
プライベートは公共に露出することではない。インターネットに投稿したものは永遠に残る。そして子供は残酷で学校のみんなが見る。それを子供らは一生背負っていくんだ。
●トレンドかどうかは知らないけど一般的なのは、自分の子供をよその子供と比較すること。それが兄弟でも友人でも関係ない。自尊心を台無しにし、全てを競争に変える。
↑親友の母親がそれをやっていた。
自分は成績がほぼオールAで、特に理数系が強かった。友人は違う。しかも普通科ではなくギムナジウム(ヨーロッパの大学入学を目指すための中等学校)に行かせようとしてたのもよくなかった。
彼はなんとか通っていたが、彼の母親はいつも僕と比べていて、成績が悪いと勉強を助けもせずに落語者と呼んだ。それは完全に自信や自尊心を失墜させ、問題を悪化させた。
彼は自分の好きな仕事を見つけ、今それを学んでうまくやっている。今でもよく会っている。彼ら兄弟と母親との関係はひどいものである。
●妻と私は近所中の鼻つまみ者である。
理由は静かな犯罪もほぼない郊外の町周辺で、子供たちが自転車を乗り回すことを許しているから。他の親からあからさまに、うちの息子が遊びに来ることを禁じたそうだ。
何かクレイジーなことをするかもしれない(バスケットボールをゴールに入れることを監視なしでさせるとか)というのが理由。
子供らにだって少しの自由は必要。子供に何も決定させないで、決断力を期待することはできない。
●子供がプライバシーを要求したときにドアを取り除くこと。
なぜ彼らがドアが必要としているかの証明である。
↑ドアの上半分がカットされていて、自宅にいるときは10代になったとたんプライバシーが全くなくなった。自分が家を出たとたん彼らは新しいドアを買った。
その理由を考えると、いまだにはらわたが煮えくり返る思い。
●子供に失敗を恐れさせること。
やはり最近は、インターネットにさらされる子供が増えてきていることも問題になっているようです。