「映画の途中で10分休憩をはさむ国が結構あるって知ってた?」納得の理由があった
途中休憩を実施している国は、アイスランド、スイス、エジプト、トルコ、インドなど。
トイレや売店でスナックを買ったりする10分ほどの時間が与えられているそうです。
国によって映画の見せ方が違ったのですね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●イギリスでも80年代までは、いくつかの映画館でやっていたよ。
↑ピーター・ジャクソンの「キング・コング」のとき、地元アイルランドで休憩があったのを覚えているよ。理由は近年では珍しく3時間を超える作品だったからだと思う。
↑記憶が正しければ、イギリスでは「ジョーズ」が初めて休憩時間を挟まないメジャー映画だったと思う。少なくともそう宣伝していた。
↑イタリアでもやってるよ。よっぽど短い映画か夜中の最終でない限りはあるね。スナックや飲み物の売り上げが大きいので取り除けないんだ。
●その文化を知らなかったので、アイスランドでかなり混乱した。映画の全くランダムな時点でスクリーンが真っ暗になり、みんなが立ち上がった。
しばらくしてタイマーが表示されてようやく意味がわかった。
↑ハハ、その混乱ぶりが想像つくよ、「待て、これで終わり? パート2まで待つの? あるいは?」
↑トルコ在住で、どこの国でも同じだと思っていたら、掲示板で「長い映画ではトイレに行きたくなっても行けない」という愚痴を見た。
なぜ他の国にないのかわからない。自分はトイレも売店も利用する。タイマーはないけどね。
●トルコ在住。
たいてい真ん中の休憩時間にポップコーンを買う。すると最もエキサイティングなときに食べられるから。ドイツに引っ越して同じことを計画した。初めて見た最初の映画の中頃で、今日はポップコーンは食べられないんだとわかった。
↑インドから日本に引っ越して同じ経験をした(笑)
↑自分は逆の体験。トルコにいるイギリス人。
初めてこっちで映画を見たときはランダムに止まったので驚いて、そこでバカのように映画が再開されるまで10分座ってただけだった。中断するタイミングとか気にされない。会話の途中でぶった切られた。
↑トルコにいるアメリカ人だが、最初はとまどった。
付け加えると、トルコの映画館の観客は静かでちょっと不気味。誰も話さず、くしゃくしゃと包み紙の音もしない。とても礼儀正しい。
↑スイス在住で休憩有り。
なぜ始めにポップコーンを買うんだ。映画が始まる前になくなるだろう。ニューヨークに休暇で行った時、それが世界標準ではいと思い、日本に住んだときにも確認した。今スイスに戻ってきたが、もう映画には行ってない。
●オランダのいくつかの映画館でも休憩があるよ。
↑ベルギーのいくつかも。
↑90%くらいはあるね。トイレ、タバコ、新しいビールのために良い。
↑数週間前にアメリカ人グループが僕の横に座っていて、休憩で「一時停止」されたら、大半が出口に向かって歩いていった。
混乱しながら「これで終わり? 今のがエンディング? え? 何が起こってるの? 何かあったの?」と話し合っていた。
彼らに「これは映画の一時停止で、その間にドリンク買いに行ったりトイレに行ったりするんだよ」と説明した。すると「これはおかしい」から「これはなんかナイス」にゆっくりと変わっていった。
●年配の者だけど、60年代までアメリカでも一般的だったけど、なくなっていった。
関係があるかどうかわからないが、休憩時間がなくなるのとドライブイン映画の終わりがだいたい同じだった。
●かつて休憩時間があったのは、映画1本に複数のリールを使っていたから。リールチェンジのための休憩時間だった。
スナックが予告が終わった頃になくなり、ほとんどの映画館がチケットより飲食の売り上げで利益を出す事を考えると、全ての映画館で休憩をはさまないことが驚きだね。
●実際には、スイスではなくなりつつある。地元では休憩ありの多くの映画館がこの2年間で閉鎖した。残っているのは大きな映画館で休憩はない。3時間くらいの長い映画を見るのが恋しい。
映画館の売り上げを考えると理にかなっていますが、減る傾向にあるとのこと。
トイレ休憩はありがたいものの、大事な会話の途中で切れるのはつらいですね。