記録的な猛暑のイギリスで近衛兵が悲鳴…警官が水を飲ませてあげる
ヨーロッパ中が熱波に襲われ、イギリスでは初めて40度を超えるなど記録的な暑さに見舞われています。
バッキンガム宮殿などを警備する近衛兵(このえへい)の制服は、猛暑を考慮されたものではなく、炎天下であっても自由な水分補給が許されていません。
それを見かねた警官が、水のボトルを与えていました。
A police having to water Queen's Guard outside Buckingham Palace because of the hot weather : Reddit
A member of the Queen's Guard receives water to drink outside Buckingham Palace in London, with Britain on course for its hottest day on record https://t.co/bb4Th0gZBh 📷 @John_Sib pic.twitter.com/9wfBySVbC9
— Reuters (@Reuters) July 18, 2022
のぼせた表情の痛々しい近衛兵。
あきらかに炎天下に立つ格好ではなく、警官が水を与えています。
暑さに慣れていない国なので、近年の急激な気温上昇にルールが対応できていないようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●そのサイズの大きすぎる帽子に、水飲みシステムを組み込むべき。
↑きっとスナックや日焼け止めやブルートゥース・スピーカーも入るに違いない。
↑あるいは普通に食堂で飲ませてあげればいい。今の状態より乱れることはない。誰かが口にボトルを注ぐほうが自分で飲むよりよっぽど困難。
●もはや彼は正式に植物である。
↑どうやってその帽子が育ったのかと思っていた……日光とたっぷりの水だったんだな。
↑コツは水をやるまえに乾燥させること。水のやりすぎは病気になるからね。
●黒い毛の帽子は、晴れた日にじっと立っているにはよくない。
↑ウールの制服もね。
↑伝統ってやつは時に愚かである。
●かつて近衛兵をしていた。
警官はたまにやってきて時間を教えてくれる。王室が到着するときなどは先に知らせてくれる。ある暑い日、ひとりの警官がやってきて水を横に置いてくれた。
25分くらいして警官が戻ってきて、拾って飲めないルールだと知り、こんな風に飲ませてくれた。水が横にあるのを知りながら、暑い日に立って、ひたすら汗が流れるのを感じていたのはつらかった。それから本当に暑い日は、ブーツのつま先が溶ける。光沢も失うので長い時間をかけて磨く必要がある。
↑もしイギリスの暑い日が続くなら、近衛兵がつらい目にあわないようにルール変更されるといいのだけど。
↑スウェーデンの王室には、正式な水のパトロールがいる。1人の近衛兵が定位置につき、もう1人が横で水を与える。イギリスが似たようなシステムを取っていないことが驚き。
●支持されない意見かもしれないが、近衛兵が何時間も何時間も立っているべきではないと思う。
↑安全ではない状況で立ち続けるルールは馬鹿だと思う。しかも王室の儀礼上のルールのために。
↑最近は観光客のためだよ。
↑彼らは動物園の動物みたいな扱いを受けている。
●炎天下は苦痛に違いない。熱と寒さと、彼らはどちらがマシなんだろう。
●彼らにラクダのこぶをあげて帽子の中に隠そう。
↑なぜそれをやっていないんだ。すばらしいアイデアだ。
↑デンマークも似たような帽子があり、彼らはそこにスナックを入れている。
●警備をする立場として、その服装はあまりに機能的に障害がある。なぜまだそうしているんだ。
伝統も大切だとは思いますが、例外時には特例を用意してほしいですね。