命日が100年離れた双子のお墓…墓標から伝わってくるストーリー
(credit:Reddit/winooskiwinter)
エミリー・ドッズワース 1910年11月10日―11月12日
ミニー・ドッズワース 1910年―2011年
エミリーさんはたった2日で亡くなり、ミニーさんは100歳で亡くなりました(※誕生日より前)。
同じ双子でも正反対の人生。いったいミニーさんはどんな思いだったのでしょうか。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●彼女は2人分を生きなくちゃならなかったんだ。
↑彼女の子供時代は第一次世界大戦中
彼女の10代は狂騒の20年代
彼女の20代は大恐慌
彼女の30代は第二次世界大戦
彼女の40代は50年代のベビーブーマー
彼女の50代は60年代最後の人種的分離
彼女の60代は月面着陸のすぐあと
彼女の70代は80年代はケーブルテレビが爆発的に広がる
彼女の80代は90年代のインターネットダイアルアップ
彼女の90代は9-11事件
そして彼女は2010年に100歳、みんながポケットにインターネットを持っていた。
↑それを全て見てきたことを想像してみよう。人類史上もっとも革命的な1世紀だ。
●2人の平均は50歳、そう悪くない。
●近所の公園によく行くのだが、そこにはベンチがあって銘板に女の子の名前と日付がある。彼女は16歳までしか生きられなかった。その下のメッセージには「もし愛情であなたを助けることが出来たら、きっと永遠に生きたでしょう」とあった。なんて美しく心が痛む言葉だろう。
↑とても美しい。子供を失うことは本当につらい。奇妙に思われるだろうけど、うちのダイニングテーブル全体が亡き娘のための聖堂みたいになった。彼女の位牌、新鮮なお花、そして息子は彼女のお気に入りのぬいぐるみをそこに置いている。
家族で夕食を食べるが、たいていリビングのテーブルかテレビのトレー。小さな家なので小さな彼女を記念したいのである。今でも娘を恋しい。彼女は活気に満ちていておもしろかった。私達の全てだった。
↑公園のベンチに座ったら、記念の銘板は自分と同じ誕生日の人のものだった。なんだか心が吹っ飛んだ。
↑自分が見た銘板の写真を撮ればよかったと思うよ。なぜなら同じ歳の同じ誕生日の人だったから。その人は21歳までしか生きなかった。自分は22歳になったばかりで動揺した。
↑自分は200人いた同級生の中で、すでに両手で数えられるより多い友人が亡くなった。まだ38歳だけど、どんな日も目覚められる日は良い日である。
●それはとてもクールで、そして落ち込む。
↑自分ならどんな風に感じたろうか。自分の双子がどんな意味を持っていたか考えるのかな。
●多くの「片方のいない双子」を見てきた。会うこともなかった相手を思って悲しんでいる。
●うちの祖母「アイリーン」も双子の姉妹「コリーン」と一緒に埋葬されている。医師が誤って生まれたときにコリーンの首をひねってしまったそうだ。私はその名前を引き継いでいて、同じく双子。
●「ずいぶん待たせたわね」
●自分は双子の相手を15歳で亡くした。今は47歳。人生の3分の2を彼なしで生きた。彼のことは毎日考えている。
↑自分は双子の相手を18歳で失った。同じく、死ぬまで彼を恋しいと思う。ほとんどの人はそれがどんなに深い傷か理解していないと思う。
●私は10年前、18歳のときに双子の姉妹を亡くした。
他の誰より愛したことがないといくらい愛していた。今でも変わらず、これからもきっとそう。私がいなくなるとき、私が愛する人々がそれを汲んでほしいなと思う。
双子にしか持ちえない気持ちが墓標から伝わってきます。