「心洗われるストーリーだ…」いつもトラックに手を振っていた親子に見知らぬ運転手からギフトが届く
イギリス中央部の都市バーミンガムから、北へ伸びる"M6"という高速道路があります。
その陸橋からいつもトラックに手を振る親子がいました。
多くの運転手が返礼にクラクションを鳴らしてくれるのですが、ある日、親子が陸橋に行くとギフトが置いてあったのです。
Truck driver gives toy to person who always waves as they drive past : Reddit
アレックス君とそのパパは、暇を見つけてはM6の陸橋の上からトラックに向かって手を振っていました。
トラックがクラクションを鳴らして返礼してくれるたびに、とても興奮していたというアレックス君。
彼らがいつものように陸橋に行くと……
Truck driver gives toy to person who always waves as they drive past
ロイヤルメール（イギリスの郵便企業）の赤いトラックのミニチュアが置かれていたのです。
箱にはメッセージがあり、
「トラックを眺めている父子へ
私はロイヤルメールのトラックを運転し、あなたと息子さんを定期的に見かけます。それで、息子さんにも自分のトラックがあったらいいかもと思いました。 良い1日を！」
何と心温まるギフト！
これを見た父親は、ぜひロイヤルメールのどの運転手か知りたいと投稿したそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●トラック運転手として、誰かがポワーンとクラクションを鳴らして欲しがってくれる人がいるときほど幸せなことはない!!
↑自分は41歳だけど、いつも「トラックの運転手は気に入ってくれるかな？」と考えていた。運転手が喜ぶなら挨拶したい。
↑両親は元トラック運転手で、相手が誰でも気にしないと言っていた。トラブルに巻き込まれるようなことでない限り、アームパンプ（力こぶを作るようなポーズ）をしたら、クラクションを返してもらえるよ。
↑うちの父親は27年経った今でも運転手で、同じことを言っていた。だが、めったに起こらないそうだ。
↑人は自分の子供たちにアームパンプを教えることをやめたんだ……。アームパンプを復活させろ!!
↑オレがまだ道路を走っていたとき……相手が5歳であろうと55歳であろうと、アームパンプをしてきたらクラクションの強いのを返したよ。安全である限りね。
↑オレの99％のクラクションは、大人の男たちが「鳴らしてくれ」と体半分を車から乗り出してアピールしてくるときだよ。唯一やらないのは渋滞のとき。人を驚かせて混乱させるからね。
●なんて楽しいストーリーなんだ。このストーリーの関係者全員が祝福されますように！
●こういうストーリーは、私の人類に対する希望を少し回復させてくれる。
●地元に人気のビーチがあり、高速道路が走ってる。
そこに住む男性が、夏のほとんどをビーチやキャビンに向かう家族に手を振って過ごしていた。
彼はあまりによく知られて、亡くなったあとそのスポットに巨大なイスが建てられ、さらに新しい大型スーパーとガソリンスタンドに彼のニックネーム"Wavers"（手を振る人）が付いた。
●ちゃんと目的の相手に届いたことに驚いた自分が悲しくなった。
↑同じように思った。誰かほかの人が取ってしまうとかね。
↑そりゃ新しいスマホやノートパソコンならね。あまりおもちゃのトラック泥棒はいないだろう。
●心にぐっときたね。とても良い運転手。
その運転手はそのルートを通るたびにその子を見るのを楽しみにしていたのだと思う。
↑"M6"にいるときは何でもポジティブなことは楽しみになるさ。
↑他の100くらいが中指のジェスチャーってことを考えると、歓迎の挨拶はうれしいね。
●これはスイートだ。おかげでレポートを終えるエネルギーができた。
●自分は人に手を振り返すのが好き！
よく子供が手を振っているが、いつも彼らはハッピーで、うちの子が手を振り返されたら嬉しい。本当にスイートで興奮する瞬間だよ。
●この運転手はその日の時間を使って、会ったこともない他人のために店に行って自分の稼いだお金を使い、それを買ったんだ。何か彼らを喜ばすだろうと考えながらね。
そしてわざわざ陸橋まで歩き、そのギフトを残したんだ。
相手に届くかもわからないのにね。それは知らない2人の小さな喜びのために、結構な努力を要した。なんと気持ちのいい人間だろう。
思いがけない相手からの厚意は、うれしいものですね。
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