「自分が求めているのはお金そのものではなくて…これ!」議論を呼んでいた主張
「自分はお金を追い求めてない。
お金を持つことによって得られる自由を追っている。
この2つは、かなり違うゴールである」
なるほど。
お金のほうではなく、自由が目的なのですね。
たしかに生活のために、好きでもない仕事を選んだり、プライベートがつぶされたりはよくあること。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●資本主義で資本主義者として生きているなら、お金を持っているとイージーモード。
↑これは大勢がはまる罠だと思う。彼らはだいたい「早期リタイア」をするために企業家になり、いつのまにかハードコアな反納税者や陰謀論を交えた保守党になっていく。
最初のゴールは「200万ドルを持って35歳でリタイヤし、投資した金で一生質素にファンタスティックな生活を送るのはすばらしいと思わないか?」だったのが、
やがて「ふさわしい生活レベルをキープするには何十億ドルは必要だな」となる。
そして従業員から過剰な労働で搾取するようになる。だがお金はいつになっても十分じゃないのさ。より稼ぐ中毒者になっていくんだ。
これは腐敗システムの問題である。欲望によって他者からどんな方法を使っても搾取するようにできている。資本主義システムは自分がその一部でないと貢献できないし、そこにいると人は変わってしまう。
●それは階級の違いのキーポイントでもある。
労働者と上流階級の違いは、お金のために働く人々か、すでに持っているお金からお金を稼ぐ人々かの違いである。
俳優やスポーツ選手はあくまで労働者。稼ぐお金は桁違いだけどね。
一方、信託資金を持つ相続人は何もしない。家族が代々の資産を持っていて先祖の時代から十分なお金がある者らはまた別の種類。彼らこそが強い資本主義者で、労働をせずとも資本を持っているからである。
↑かなりショックな数のスポーツ選手が破産している。それは何でも欲しいものを買う習慣が18歳のときに染みついてしまうからである。
30歳でリタイアしたときにフェラーリやヨットや豪邸を買い続けると無くなる。
↑他にも理由がある。みんなが思うほどは稼いでいない。大金だが何十億とかではない。
●元彼女に、「一生やりたい夢の仕事は何?」と尋ねられた。仕事は単に趣味や自由を得るための収入ソースに過ぎないと言ったら、彼女はショックを受けていた。
●単に「そっとしてもらう」お金が欲しい。それ以上でも以下でもない。
↑単に父や祖父が持っていたものが欲しい。家、車、休暇、週に最高40時間の労働で、そして定年。
●もしお金=自由なら、お金なしでは奴隷に生まれるってことだ。何て地獄のような社会なんだ。
↑悲しいことに私たち大勢が奴隷だと思う。自覚がないだけで。
●資産家の友人がいるんだが、単なる裕福ではなく、真の何世代も続く裕福さである。
彼が言うには、最高なところはしたいことがいつでも出来ること。掲示板でどこかすばらしい場所のかっこいい写真を見たとして、今そこへ行こうと決められることを想像してみよう。
●みんながその自由を追い求めてるものじゃないの?
●究極の自由の世界というのは、自動化が進み、進化し、仕事やお金がなくなって退化した世界のことかもしれない。
↑個人的にはいつかはその世界がやってくると思う。ただし先に我々が自分たちを破壊しなければね。
●ということは……つまりお金を追い求めてるってか? わかったよ。
どちらも同じことであると反論する人も結構いました。